自民党が東京都知事選に向けて21~23日に都内で実施した世論調査で、舛添要一元厚生労働相とジャーナリストの池上彰さんが高い支持を集めたことが24日、分かった。複数の都連幹部が明らかにした。自民党は対象の候補者を絞って今週末にも再調査を実施。慎重に候補者選考作業を続ける考えだ。
党内には両氏を推す声が出ているが、舛添氏はこれまでに「全く白紙だ」と強調している上に、過去に党を除名された経緯などから異論も根強い。池上氏は出馬自体を否定している。
自民党は、候補者として取り沙汰される党所属国会議員や民間人らを挙げて調査した。国会議員は軒並み不調だったが、自民党議員では石原伸晃環境相が最も支持を集めた。元宮崎県知事の東国原英夫元衆院議員は「(対立候補として)恐れることはない数値だった」(都連幹部)という。
神代の昔から、学者物言い等、政治に絡んで大成したためしは無い。故に出てほしくないと私は思っている。結論的によしんばやっても、良くやって当たり前、失敗すれば、それこそ人生終わりと言って良いのだ。大体政治はいい加減だからである。それを理屈に当てはめようとするから失敗するのである。だから、どちらかと言うと、原理原則者はふさわしく無く、多少ズボラの方が合っているのではと私は人生60数年の経験からの結論である。原理よりも胆力判断力が首長にふさわしい。そう思っている。
例えれば、今回の安倍総理の「アベノミクス」である。あんなの経済論理に当てはめるからああなるのである。特に黒田日銀総裁である。財政の緩和をすれば物価が2%上がる?冗談じゃない。一万円札を一生懸命刷ってもそうはならなかった。それが如実に表している。約半数の学者や経済評論家と言われる輩たちがこぞって太鼓判押したにも拘らずである。私から見ればこの輩たちは腹切りものではないか。それを国民に詫びもせずに大きな顔で別の場所で、経済談義してるのを見ると、その資質の低さに閉口する。
政治にはルールには無いと私は思っている。政治は決して原理に当てはめるのでは無く、私は作るものと思っている。立法府で政策を作ると言う意味では無い。今までには無い新しいものを作るのが政治と思っている。どんなに偉い事を私が言っても私にも出来ない。そこに政治との相性と言う事もあるからである。こう言う事から勘案して私は池上彰さんにはやってほしくないのである。