1票の格差問題、結局自分の事しか無い国会議員の先生方

 衆院の「一票の格差」是正のため、選挙区を「0増5減」する公職選挙法改正をにらみ、自民党石破茂幹事長は5日、区割り変更で現職が競合する選挙区について「コスタリカ方式」での調整を検討する考えを示した。対象となる議員の反発は必至で、石破氏ら執行部は党内にまた1つ難題を抱え込むことになった。
 「議席が減る選挙区の同志が議席を確保できるよう万全の対応を取る。法案が通ったが、党の態勢ができていないという状況は避けなければいけない」
 石破氏は5日の記者会見で、公選法改正案の法案審議と合わせて5減対象県の現職に理解を求めていく考えを強調した。
 自民党は8日の選挙制度調査会総会から、改正案の党内手続きを本格化させる。政府は12日にも法案を閣議決定する。国会審議と同時並行で党内調整を進めることで「審議波乱の芽を摘み取りたい」(幹部)というわけだ。
 0増5減で減区となるのは山梨、福井、徳島、高知、佐賀の5県。昨年12月の衆院選では山梨2、3区を除く13選挙区で自民党が勝利した。その中でも高知、福井は自民党が下野した平成21年の衆院選でも全勝した自民党金城湯池。選挙に強い議員が居並ぶ。
 自民党は野党時代、候補が競合する場合、都道府県連による「予備選」で決める方針を決めている。予備選導入を訴えてきた中堅からは「現職同士でも予備選で決めればいい」との声もあるが、執行部は「とても不可能」と判断。コスタリカ方式での調整を進める意向だ。とはいえ、後援会組織を抱える議員側がすんなり快諾するはずはなく、難航は確実だ。
 参院への「くら替え」で調整する手もあるが、そのハードルも高そうだ。
 今月に入って、5減対象県の議員が血相を変えて党本部に駆け込んだ。
 「党が私に対して参院へのくら替えを打診したという話が流されているが、本当なのか!」
 詰め寄られた選対幹部は「そんな事実はない、ない」と大慌てで首を振り、否定するしかなかった。
 

産経の報道である。
 

 記事を読めばとんだお笑い草である。普段は偉い事ばかり言ってる先生方、何の事ない核心に触れれば結局は自分の事ばかり、国のためと言うは幻か。後は議論の必要無し。(笑い)