自民党岸田派（宏池会）の参院議員、林芳正元文部科学相（６０）＝山口選挙区＝は１５日午前、山口県宇部市で開かれた後援会会合で「秋にも予定されている衆議院選挙、３区から出馬する決意を固めた」と述べ、次期衆院選山口３区へのくら替え出馬を正式表明した。山口３区選出で二階派（志帥会）の河村建夫元官房長官（７８）も立候補の構えを崩しておらず、派閥間対立も含んだ保守分裂選挙が確実となった。
林氏は、昨年１２月に住民票を自身の地元である山口４区から山口３区の宇部市に移したほか、３区内の各地で後援会事務所を開設するなどくら替え出馬の準備を進めていた。
ただ、河村氏が所属する二階派領袖（りょうしゅう）の二階俊博幹事長は「現職優先であることは間違いない」と述べ、林氏の処分も辞さない構えを強調。その一方、岸田派を率いる岸田文雄前政調会長は「われわれ派閥の同志としてはしっかり応援したい」と語り、両派の対立は避けられない情勢だ。
林氏は平成７年の参院選で初当選し、当選５回。防衛相や農林水産相などを歴任した政策通で、２４年には党総裁選にも出馬した。山口３区には立憲民主党の新人、坂本史子氏（６６）も立候補を予定している。
これ「自民・林氏が衆院くら替えを正式表明 山口３区 保守分裂へ」と題した産経新聞2021/7/15 11:15の配信記事である。
出来ない訳ではないが、色々不都合な事があるため衆議院からと言う事だろう。林さんも良くここまで我慢したものと思う。私は自民党議員の中で、この林さんが一番好きである。もちろん親父さんの時代からだ。その人柄・人間性が好きである。逆に一番嫌いなのはここの安倍晋三である。大嫌いである。
林さんだからこそ今まで河村建夫さんに気を遣い我慢してきたのであろう。そこが安倍晋三と違うところである。こう後がないくらいの歳になったのである。政治家として上を目指すには今しかないと腹をくくったのであろう。私は是非応援したいと思っている。
