民主の大惨敗のA級戦犯はこいつらだ

 前原誠司経済財政相は18日の閣議後の記者会見で、衆院選民主党が大敗を喫した理由に関して「(政権交代後の)期待から失望、怒り、落胆に変わったことが一番大きな要因ではないか」と述べた。マニフェスト政権公約)を実行できなかったことや消費増税を巡って党内の分裂を招いたことが有権者からの信頼を失った原因と分析した。
 一方で「民主主義は政権が駄目になったときにその受け皿、選択肢がなければ機能しない」と強調。「今度はしっかりと力を付けて、現政権に対して是々非々で国家国民の観点にたって国会で対峙し、改めて政権交代を実現するためにこれから再スタートを切らなければいけない」と語った。
 解散時期について「野田佳彦首相は誠実で嘘をつけない人だったということからすると、年内に行われたことは必然だった」と指摘。「このタイミングよりさらに遅れていたら、もっと惨たんたる結果になっていたのではないか」と述べ、野田首相の判断を支持した。22日に選出する党の新代表に向けた自身の立候補に関しては「全くの白紙の状況だ」と言及を避けた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 前原氏は衆院選惨敗の理由について「公約に書いていない増税をやって、失望、怒りになったのが一番大きい」と分析。「新たな方を決めただけで再スタートが切れるとは思わない。総括をやり、反省点を時間をかけて示さないといけない」と指摘した。
 

日経新聞の記事である。
 

 私はこの記事を見て、この人良く言うよと酷い嫌悪感を抱いた。期待から失望、怒り、落胆に変わった事と平気で言うその気とその性格である。そして公約に書いていない増税をやったからとも言っている。後からは何でも言い訳が出来るが、公約を破ればそうなるの当り前と言うのが常識だろう。それとも何か、こうなったから解かったと言う訳か、だったら立法の代議員の資格等無い、即刻辞職しろ。A級戦犯であるあなた方がそうしたのに、何を他人如くに。この「言うだけ番長」と内閣の要のナンバー2にありながら、治外法権の党との混同をした岡田副総理、そしてやはり落選した尖閣売国奴の仙谷、それに前総理でありながら選挙区で敗れ、比例復活した空菅、事、3.11大震災で何の手も打てなかった菅直人前総理の4人組である。こやつらはどちらかと言えば民主の大躍進の世間交代時に、それほど汗をかかず、小沢一郎のお手並み拝見と傍観したやつらである。が母屋をのっ取ったその財産をいとも簡単に借金を作って取られたに等しいのだ。野田首相の場合は、確かに消費増税の主役であったが、原作者と演出者は他に居る。そう、藤井の爺さん事、藤井裕久政府税調会長だ。やはり官僚だった。本当の現職官僚で選挙前に勇退した、勝栄二郎財務事務次官と組み、朝な夕なに野田首相を押さえつけ、「消費増税をやらなければ日本は破綻」の言葉を囁き通し、野田首相をついには説落させた。こいつが本当のA級戦犯なのかも知れない。民主の大惨敗はここから始まったと言って良いのだ。
 今回の総選挙の結果は、確かに安倍自民党総裁が言うまでも無く、この結果は自民党への信任では無く、民主の敵失、つまりオウンゴールによって起きたと言って良い。もったいないと言うより情けない話である。一言で言うなら、「有言不実行」はこうなる良い見本となった例ともいえる。今解かってももう遅い。唯、今後同じ過ちを自民党が起こさないと言う保証は何処にも無いのである。