石原新党と小沢新党(生活)共同の政権取り、小沢が一歩後ろに引けば取れる?

 日本維新の会が急失速!そもそも「報道されてナンボ」のメディア政党だから、内部矛盾が報道されるたびに支持率が下がる"負のスパイラル"に陥っている。
 そんななかで再び注目されているのが、小沢一郎党首の「国民の生活が第一」である。一時は、「孤立無援」「総選挙では惨敗」などと見られていたが、再浮上してきた。
 自民党中堅がいう。「これまで総選挙のシミュレーションでは橋下維新が80議席前後と見ていましたが、橋下人気が陰れば40議席も難しい。みんなの党も、一時は渡辺喜美代表が維新をボロクソにいっていたのに、再び維新になびく無節操さで底の浅さが見えた。そこで侮れなくなったのが生活第一。選挙上手では政界一の小沢さんだから、逆に不気味な存在になりつつあるんです」
 その小沢さん、今月16~21日の日程でドイツを訪問する。2022年までの原発ゼロを目指すドイツの政策を視察するのが目的で、アルトマイヤー環境相との会談や、再生可能エネルギー関連施設の視察などを予定しているという。
「生活第一の政策は、脱原発、反消費増税地方分権が三本柱で、いずれも国民の支持が高い政策。ドイツ行きはその政策実現をアピールするためです」(前同)
と同時に、選挙戦略の「オリーブの木」も現実味を帯びてきた。
オリーブの木」とは、かつてイタリアで小政党が統一の首相候補を立てて選挙協力して政権を取った方法だが、第三勢力の各党が勢いを失いつつあるから、小沢さんがこれを糾合する可能性がある。
「橋下維新、減税日本新党大地みんなの党社民党が対象です。小沢氏は密かに各党の幹部と会い、連絡役には新党大地鈴木宗男氏が動き回っていますよ」(事情通)
 では、統一の首相候補は? 小沢さん本人は「裏方に徹する」とその気はないが、意中の人として考えられているのが、なんと石原慎太郎都知事だという。石原さんなら橋下維新も乗る。選挙のインパクトも大。小沢さんにとって政治家最後の大博打が始まる!?
 
 
これ週刊大衆10月29日号 の記事である。

 
 これはなまじ、ガセとは言い難い。何故なら性格、人間性主義主張、確かに違いがあるが、それは権力の掌握、かの石原さんだったら乗るだろうと私は思う。石原さんは、極右の代表者で、仕切り屋だから。相手が橋下維新、みんなの渡辺、それに自民安倍。悪いがこれらだけでは、数が足りず政権は無理と言うもの。そこで小沢新党(生活)を加えて初めて現実味を帯びるからである。いくら嫌いだといっても、年齢で後の無い石原さんである、私は現実味を帯びた政権取りではと思う。さすれば長年のカルト集団を排した純粋の政治家政権となるは必定である。