特定健診の義務化は、行政の無駄?

 メタボリックシンドローム内臓脂肪症候群)に着目した生活習慣病を予防するための「特定健康診査・特定保健指導」が義務化されました。
 「病気にならないように予防すれば、医療費が抑えられるはず」というのが建前のようですが、本当は、薬品会社や医師会の働き掛けが有ったのではないでしょうか?
 自己負担もあるのでしょうが、ほとんどは税金で補助されるはずです。
 さらに、健診で新たな患者を見つけ出す事ができます。
 結果、病院や薬品会社が儲かります。
 政府のやることは、お金をばら撒くだけで、不備だらけです。
 おそらく数年立つと、介護保険と同様に、不正に利を得た業者が摘発されることになるのでしょう。
 私が思うには、食べ過ぎが原因なのですから、食事の指導だけで充分です。
 とにかく、食事の量を減らせば、健康になり、さらに、食料の運送に費やされるCO2削減にもなります。
 また、食事の量を減らせば、食品の値上がりも問題ありません。
 食品の値上がりが、メタボ対策になります。
 地球温暖化防止のために、ガソリンを値上げするのと同様に、メタボ対策のために、食品を値上げすべきです。
 逆に、食品が安過ぎるから、食べ過ぎてメタボになったと考えられます。
 メタボリックシンドロームは、贅沢(ゼイタク)病です。贅沢病の治療や予防に、国がお金を補助する必要はありません。
 また、自治体や企業に、ペナルティを課すなんて非常識です。
 あくまでも、自己責任として、個人に負担させるべきです。
 贅沢病は、健康保険適用から除外すべきです。
 でも、個人に負担させると、国民からの反感を買うことになります。
行政としては、これを避けたいので、自治体や企業に、負担させる事にしたのでしょう。
 行政の無駄が問題視されていますが、その根本的原因は、行政に期待する国民の意識にあります。
 国民が行政に期待すればする程、行政は肥大化します。
 現在、行政自体がメタボ状態と言えます。行政のスリム化が必要です。
 そのためには、行政に期待せずに、自己責任で行きましょう。
 
 この記事は誰がいつ書いたか解からないが、気に留めて保存してたものである。
 
 私も全く同じ意見で、個人の自己管理の不始末でおきたメタボリックシンドローム内臓脂肪症候群)と言う生活習慣病を国が「特定健康診査・特定保健指導」と言う名目で義務化するのは、ここまでやるのかと言う気持ちでもある。
 
 こんなものまでやってれば医療費が青天井になるのも頷ける話ではある。見方を変えればこんなムダを何故やらなければならないのか不思議である。こういう時に私はいつも小沢一郎著『日本改造計画』の前文のグランドキャニオンに柵が無いと言う、人間としての最低の自己責任と言う管理責任の薄さが日本人に蔓延してる現実を憂う気持ちが強いが、皆さんはどうだろうか。