またしてもこの男、脳みそ空か岡田幹事長

  民主党岡田克也幹事長は21曰の記者会見で、2009年衆院選マニフエスト(政権公約)について、歳出削減による財源確保などが十分に実現できていないとして「見通しの甘さについて率直に国民におわびしたい」と陳謝した。そのうえで成立のメドが立たない赤字国債発行法案への協力を野党に求めたが、子ども手当てなど主要政策の撤回には言及しなかった。
  岡田氏はマニフェストの進捗について「政権交代で政策転換を一気に実現するという意気込みが歳出の増大につながり、歳入増も十分に実現していない」と説明。「作成時に検討が不十分だった」とも指摘した。今後、必要性を再度検証すべきだとの認識を示した。
 岡田氏の発言について自民党石破茂政調会長は21日、記者団に「精神論ではなく、公約の中身をどう見直すかが示されないと意味がない」と指摘。『マニフェストそのものが間違っていたと認め、衆院を解散して信を問うべきだ」と強調した。公明党幹部も「謝るだけでは駄目だ」と、赤字国債法案への協力を否定した。
 自民党赤字国債法案に協力する前提として、子ども手当や高校授業料無償化、高速道路無料化、農業個別所得補償制度の各政策を「4K」と呼び、撤回を求めている。との日本経済新聞の報道である。
 
 
 冗談じゃぁ無い。この岡田幹事長、何の努力もしないで、55年以来政権にあってほころびを出して国民からNOを突きつけられた、馬鹿な政党におわびするとは、何処まで腐っているのか。歳出削減による財源確保などが十分に実現できていないのでは無く、それを真剣にやろうとしなかっただけの事では無いのか。
 
 少なくとも衆議院300人の政党が、本当に国民との約束を守ろうとすれば出来た筈であった。やろうとしなかっただけである。また自分は菅首相を批判しながら、党として誰にも相談した気配無く唐突に同じ事をしている。
 
 歳出削減による財源確保はいくらでもやれた筈である。事業仕分けしかり、公務員制度改革しかり、全てが「政治主導」を「官僚排除」と勘違いし、極めつけは公務員制度改革を官僚と役人に気を遣い、はたまた連合に気を遣った結果では無いのか。やろうとすればを只やらなかっただけ、今までが自民党がいくら言ってもやらなかったから、国民は政権を交代し、民主党ならばと賭けたのでは無かったのか。それさえも理解できずに「おわび」とは何事か。
 
 私は残念である。もし、このまま民主党は民意を問えば大惨敗は免れず、二度と政権復帰は不可能であろう。かと言い自民党回帰も無いと思われる。国民はそう馬鹿ではないと信じたい。
 
 もし、どうしてもそうなると言うなら自民党に代わる公明党では無い政党に期待したい。