疑惑のデパート甘利自民党幹事長 選挙では陣頭指揮が当たり前だが今回だけは応援の要請は恥ずかしいくらい無い!

自民党甘利明幹事長が就任早々、真価を問われている。衆院選(31日投開票)の演説では立憲民主党共産党の候補者一本化を糾弾。あまり野党批判に言及しない岸田文雄首相(党総裁)に代わり攻撃陣の先頭に立つ甘利氏は、結果を残せば求心力は高まるが、議席を大幅に減らせば責任問題に発展しかねない。

 

「幹事長は目的ではなく、あくまで手段だ。幹事長という役職を通じて何をやるかだ。私には夢がある。もう一度、『ジャパン・アズ・ナンバーワン』にしたい」

 

甘利氏は28日、地元の神奈川県海老名市でこう訴えた。甘利氏は神奈川13区で立民新人の太(ふとり)栄志氏と対決。28日には福山哲郎幹事長が同県大和市に乗り込み、「自民幹事長と良い戦いになっている。『甘利より太だ』」と聴衆に支援を求めた。

 

先の総裁選で首相を支え、今月1日に幹事長に就いた甘利氏に対し、首相は「党の重しになり、戦闘力も高い」と期待を寄せる。

 

甘利氏は選挙戦で、外交・安全保障政策が大きく異なるにもかかわらず、政権交代後の「閣外協力」で合意した立民と共産を激しく批判。21日の東京都小金井市での演説では「共産が限定的でも政府の政策にかかわるというのは日本政治史上、一度もない」と訴えた。新型コロナウイルスや経済政策などの訴えに比重を置く首相と役割を分けている形だ。

 

ただ、戦況は楽観できない。産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が合同で行った情勢調査では、全289選挙区のうち60程度が立民などと接戦になっており、野党候補者の一本化は一定の成果を挙げているとみられる。

 

甘利氏の前任の二階俊博氏には、二階派志帥会)優先の党運営への不満が少なくなかった。他方、公明党や業界団体との太いパイプを駆使し、安倍晋三元首相のもとで国政選挙連勝に貢献した実績が在職日数歴代最長に結びついたとの見方もある。

 

甘利氏は衆院選の勝利を追い風に経済安全保障などのこだわりの政策を前進させたいところだ。ただ、選挙区の公認候補の調整や比例代表の名簿登載順をめぐり派閥間で対立した不満が甘利氏ら党幹部に向けられる中、大幅に議席を減らせば「幹事長への不満は大きくなる」(若手)との声もあり、踏ん張りどころを迎えている。(永原慎吾)

 

 

これ「自民・甘利幹事長試練 議席大幅減なら不満矛先に」と題した 産経新聞2021/10/28 20:05の記事である。

 

これほど露骨な政権初めて見た。

人間他人に対する気遣いを持ってればこんな露骨な事はしない。

こんな事を平気ですると言う事は、選挙民である国民には何とも思ってない証拠でもある。

国民・選挙民はどうにでもなると言う証しでもあると言う証拠である。

こんなにも平気な政権初めて見た。今の岸田首相の行状を大変良く表している。