自民党の甘利明選対委員長またも衆参同日選に言及したがアンチ自公の私は歓迎したい!

 自民党の甘利明選対委員長9日までに、時事通信のインタビューに応じた。
 
 今年は4月の統一地方選と夏の参院選が重なる12年に1度の「亥(い)年」で、野党の動向によっては参院選に合わせた衆院解散・総選挙を安倍晋三首相に提案する考えを示した。主なやりとりは次の通り。
 
 -亥年の選挙は与党が苦戦する傾向にあるが、どう臨むか。
 
 亥年選挙のトラウマは払拭(ふっしょく)し、ジンクスを変えたい。むしろ与党にとってやりがいのある選挙にしたい。選挙公報はネットメディアについても、より今風にやっていきたい。
 
 -山梨県知事選など指揮を執った地方選で支援する候補が当選した。勝因は。
 
 自民党公明党の旗の下に勢力がどれだけ集えるかだ。
 
 -統一地方選では保守分裂となる地域もある。
 
 内に向けての不満を外に向けて結集させるにはどうするかというのは永遠の課題だ。(候補者選定に向けた)合意形成の仕組みを見直す必要がある。公正、透明な選定手続きを党本部と都道府県連とで協議すべきではないかと思っている。
 
 -分裂選挙となった場合、参院選への影響は。
 
 終わった後は必ず結集するということを条件に(推薦などの)判断を出している。
 
 -夏の参院選で与党の勝敗ラインは。
 
 第1ハードルは自公で過半数を取ること。(衆参で)ねじれが起きないというのが至上命令だ。その上で達成すべきは安定多数。主要委員長を取って、なおかつ運営に支障を来さないというのはさらなる目標だ。
 
 -比例代表で今回から導入される「特定枠」について、鳥取・島根、徳島・高知の2合区から出馬しない現職の救済以外で活用する考えは。
 
 ない。
 
 -特定枠導入による比例選への影響は。
 
 最初から二つ順位が下がっているということを前提に取り組んでもらいたいと言っているし、これからも徹底していきたい。(特定枠導入を比例候補の)危機感にしていきたい。
 
 -衆参ダブル選の可能性は。
 
 首相は現時点では、みじんも考えていない。ただ、野党が選挙のためだけの野合をするなら、勝つために(首相への)どんな提案もいとわないという姿勢を取らないといけない。 
 
 これ『「衆参ダブル」首相に提案も=自民・甘利選対委員長インタビュー』と題した時事ドットコム2/10() 8:35の配信記事である。
 
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                           野党は 465-与党=154
 
参議院議席は下記
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参議院は単純計算で与党は 自民党+こころ+公明党+日本維新の会70+11+586≒71.07>2/3
                           野党は 121-与党=35
 
私的に計算すれば上記になる。現在とのタイムラグが考えられるから若干の変動はあるかも知れないが、憲法改正を考えれば今がチャンスかも知れない。
だったらリスク覚悟で衆参同日選挙ある? それを選対委員長甘利さんが考えるんだったら慢心以外の何物でもない。
それでも同日選やるんだったら少なくても最近の行政府の不祥事と首相自身の「モリカケ」問題への対応を考えれば、「NO」と言う結果が正直な選挙民の政治への「本心」となって表れる筈である。それから考えれば決して今度の国政選挙は国民・選挙民に理解される筈はないのである。例え自公に代わり得る政党なしの消極支持者が居る事を割り引いても増える可能性は無いと言える。まして、単議院の選挙で傷を受け衆参同日でその傷口を広げると言う事は与党側から言えば気違いかとなる。だが私みたいなアンチ自公から見ればこれほどありがたい選挙は無く、それこそ千載一遇の選挙となる。こんなうれしい事は無い!