菅首相よ頼むからこの震災が復興するまで落ち着いて居てくれ

 東日本大震災より3週間が過ぎ、いくらか落ち着き始めたが、落ち着いて居ないのは日本国の宰相、菅直人首相その人だけである。
 
 最近の識者、マスコミ等の救国内閣是非論により、自民党との大連立が叫ばれてきたからである。この首相、機々到来とばかりにまたぞろ延命の気持ちが、首をもたげた始めたからである。この人は懐が浅いと言うのか、単純なのか良く解らないが、こう言う非常時に心を見透かされる言動が多過ぎる。普通ならば、そのような心の内は胸に秘め、ひっそりと側近に段取りさせるものであるが、残念ながらそう言う質もそう言う気遣いも無い性格なのだろう。だからそう言う駒もいないのであろう。こう言う手合いは本来辞めているものだが、そのような意識も無いらしい。だったら数多くは言わないが、この復興の責任者を早く選んでもらい、この際引っ込んでいてもらった方が日本国のためになると私は確信している。
 
 埼玉県加須市に集団移転した福島県双葉町の井戸川克隆町長は昨日「普段の生活から突然、状況が変わった。息の長い対応をお願いしたい」などと要請したのに対し、首相は「やれることはやる」と応じた。町長は同原発についても、「速やかに安全に収束してほしい」と求めたが、首相は「がんばる」と述べるにとどめたという。と読売の報道だ。これなんか空菅首相を端的に表している。「やれることはやる」と言う事は、裏を返せば「やれない事はやれない」と言う事にもなる。今この災害においてこの福島県双葉町は町全部が死人同然なのである。それに対してのこの誠意無い対応は彼の特質を表している最大の証である。もう少し人間らしい気遣いのある対応出来ないのであろうか。事これに関しては、誰も反対しないし、宰相のそれこそ専権事項なのであるにも関わらずである。私は日本のトップとして戴くのは絶対反対であるし、絶対阻止したい。
 
 彼を今辞めさせる事が出来ないのなら、だまって見ててもらった方が良いと私は思う。この震災のお蔭で延命したのだかもう良いだろう。