菅内閣閣僚の頭の中が解らなくなって来た

 玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)は19日午前、都内の日本外国特派員協会で講演し、消費税率の引き上げについて「景気の動向を見ながら引き上げる時期を決める。時期は総選挙の後になる」と述べ、次期衆院選で国民の審判を受けた後になるとの見通しを示した。玄葉氏は「(消費増税のための)法案はわれわれの(衆院)任期中に成立させる。具体的には来年3月までに成案を得る努力をする」と強調。ただ、増税の前提として「デフレからの脱却」を挙げるとともに、「国民の理解を得るために国会の経費削減も行わなければいけない」と指摘した。 との報道があった。
 
 私は内閣改造後の、この内閣閣僚達の発言を聞くと、頭がおかしくなってしまう。
 この玄葉大臣、こんな発言するとは何か計算づくなのか?。いや、この閣僚達は、海江田大臣を除きそんな頭の切れる奴はいない筈だ。
 大体見通しが、間違ってる。普通考えれば総選挙があったら、あなた方は政権に居ないでしょう。そしたら、選挙後の見通し述べてどうなるのだ。バカもやすみやすみ言え。例え100歩譲ったとしても、確かに現職の大臣だ、負ける前提では話さないだろうが、少し度が過ぎるのか、危機感が無いと言うのか、普通はそう言う場合はこんな発言しないものである。要するに甘いのである。勝負は時の運と考えるにしても、消費税率の引き上げ時期については、総選挙の後になるとは良く言ったものである。マニフェストの修正がどうのと言ってる時期に、国家戦略の担当大臣がこんな事を発言するとは、このお方のおツムは大丈夫なのか。これが国家戦略大臣なのか。私は開いた口がふさがらなかった。