岡田幹事長何を焦っているのか

 昨日の午前、仙谷由人官房長官は記者会見で、日曜日に行われた茨城県議選で、今回の民主党の惨敗は、さも小沢国会招致問題が影響したような事を言っていたが、自身の問責決議が可決された事を問われ釈明したみたいだ。

 岡田幹事長達どうしても小沢さんに罪をかぶせて幕引きを図りたいみたいである。
 何かこの方々勘違いをしてるみたいである。もしそうなら本当にKYこの上無い。この方々が考える民主党ダッジロールは、小沢さんのせいでは無い。菅首相初めとする仙谷達の現閣僚の無能と発言によるものでは無いか。それも解からず、マスコミが言う「脱小沢」結託に歩調を合わせ、迎合のアリバイ作りである。
 
 この幹事長、私は現幹部の仙谷、前原、枝野、野田、玄葉達と違い、それなりに見識を持った人間とも思っていたし、小沢さんの政策に理解を示してくれる最大の人間とも思い、ポスト小沢の場合は最右翼とも評価していたのだが、無能の空菅におだてられ一番の損な幹事長の役を引き受けるとは、しかも自分の外相の後釜に前原を望むとはホント私の最大の見込み違いであった事を恥じたい。また何処までも民主没落の責任を小沢さんになすりつけ、よしんば、一時成功したとしても、今後の民主党の浮揚の足しにはならず、二度と一生政権には就けず雲散霧消は請負だ。
 そもそもそんな事より自分らが選んだ首相の頭の程度を悲しみ、早く有能な者に代える算段をするのが先ではないのかと、民主党議員でありせば考えるのが普通ではないのかと私は言いたい。今の民主党議員を見てるとあまりにもおツムの程度が低くて、これが国会議員かと疑ってしまう。
 
 この民主党にとって幸運なのは、これだけドジ踏んでも自分らを蹴落とす輩が出ない事である。
 その蹴落とす輩、自民党だが本当に可哀想である。この度の茨城県議選で本当は民主惨敗の受け皿になる筈が自民も減らし、何とか過半数を確保したが、政権交代以来の長期低迷に歯止めが掛かっていない。
 民主党は長期政権維持のために今ほどの好機は無い筈なのに、何をやっているのか。 恐らくここのところが岡田幹事長を焦らせている原因なのではなかろうか。
 
 それ以上に残念に思っているのが小沢さんだろう。自分がここまでにした自負がとれないであろう。だからこそ小沢さんは離党もしないし勿論、新党も有り得ない。