小沢さんは進んで国会招致に応じるべきである---私案より

 私案であるが小沢さんは進んで国会招致に応じるべきである。と私は思う。と言うより応じるべきであった。と今でも思ってる。
 春に応じておけば立場としてもっと違った展開になっていたと思うし、今よりは国民を敵にまわさず好転していたのではと思っている。
 私から見れば小沢さんも少しヤキが回ったか、切れる側近に不自由してるのではと思う他無い。何故なら政倫審は、広義の意味で政治資金規正法違反についてのみでは無いからである。今回のポイントは、陸山会の元事務担当者・石川知裕衆院議員の東京地検への供述内容との食い違いと、東京都世田谷区の土地購入などにあてた4億円を2004年に同年の政治資金収支報告書に記載しない方針を、小沢さんが了承していたかという事と、後はその「期ズレ」の問題でもある。

 私は政倫審についてよく解らないが、逆質(質問者に質問の事)が出来るのであれば進んで出席するべきと初めにも言った通りである。
 質問者は殆んど野党であるだろうし、最初から委員名も解っている事だし、質問されたら、小沢さんは自分自身の処理済みについての質問だから質問者の処理の仕方も聞いてみたらと思うからである。
 この政倫審はかの田中角栄が1985年にロッキード事件で1審で有罪判決を受けた事をきっかけに、衆参両院に設置された。疑惑をかけられた議員に政治的・道義的責任があるかを審査し、〈1〉行為規範の順守〈2〉国会への登院自粛――などの勧告を議決できる。としたものだが実質当時の衆院議院運営委員長だった小沢が作ったとも言われている。その小沢がよりによって自分がそれに振り回されるとは、何と言う因果であろうか。
 思うに私は、小沢さんほどだったら、田中角栄金丸信とかっての自民党の重鎮2人の違反の全てを知り尽くし、決して自分はそんな違反はしないと決めたほどの方である。政治資金規正法経理、簿記論(勿論複式による仕分けを含む)にもある程度精通してると思われるから、出席して逆質掛ければ何の事も無いと私は思っているし、私だったらそうする。読者の皆さんも小沢さんの政治資金報告書を見てみれば解るが、他の議員さんの政治資金報告書を見て見ればよく解ると私は思っている。

 特に小沢さんの場合はこの「期ズレ」の問題が良く出る。これは一般の読者の方々は良く解らないと思われるが、所有権にまつわる移転登記には良くある話で、恐らく法に忠実な頭の良い検察官には難しくて(笑)理解出来なかったのでは無いかと思う。例えば皆さんが宅地を今日金を払って買ったとした場合、土地の登記が今日自分名義になっておりますか?。これと同じなのです。此の場合に金と引き換えに土地の権利証と所有権移転のための必要書類を相手方に渡して売買が終わります。しかし、買主はその所有権移転の手続きをしてからでないと登記が自分名義になりません。ただ、売買金額が多額になれば、リスク回避のため実際売買前に売買予約と言って、仮登記をします。これが所有権移転請求権仮登記と言われるものです。仮登記はあくまでも仮登記であって仮の登記です。所有権は移転しますが登記は移転しません。がお金は手付金等で対処しますが買主がよろしければ全額払っても良いのです。(但し相手を信用した場合)その後に正式に売買を致します。これらが「期ズレ」と言われる時もあります。簡単に言うと買ってから数年経って所有権移転となる場合もあります。だから、こう言う場合は資産税法、所得税法地方税法、それに民法が理解されていないとお互いに怖くて出来ません。私から見ると小沢さんはと言うよりは係りの方がその法律を良く理解してたのだと思います。だからこそ公認会計士の方も太鼓判を押した政治資金報告書だったのだと思います。