消費税増税法案の採決で57人が反対票を投じた民主党は、28日、小沢元代表と輿石幹事長が会談する。一方、小沢氏のグループで、民主党を離党せず、国会内の会派だけを離脱する案が浮上していることが、関係者への取材で明らかになった。28日の会談でも、話し合われるものとみられる。
小沢氏は、離党・新党結成に向けた調整を進めているが、ここにきて、小沢氏のグループが検討に入った案は、民主党を離党せず、衆議院の民主党の会派を離脱し、新しい会派を結成するもの。
「民主党を原点に返らせる」との立場を強調している小沢氏としては、離党しないことで同調者を増やし、党内にとどまったまま、野田内閣への揺さぶりを強める狙いがあるものとみられる。
民主党の輿石幹事長は「(小沢元代表も)『わたしがつくり上げてきた民主党なんだ』という自負もあるでしょうから、そんなに簡単に『飛び出すぞ』ということではないと思います」などと述べた。
小沢氏は28日午後、国会内で、党分裂回避を目指す輿石幹事長と会談する予定。
会談では、この案についても話し合われるものとみられ、輿石幹事長がどう対応するかが焦点になる。
小沢氏は、離党・新党結成に向けた調整を進めているが、ここにきて、小沢氏のグループが検討に入った案は、民主党を離党せず、衆議院の民主党の会派を離脱し、新しい会派を結成するもの。
「民主党を原点に返らせる」との立場を強調している小沢氏としては、離党しないことで同調者を増やし、党内にとどまったまま、野田内閣への揺さぶりを強める狙いがあるものとみられる。
民主党の輿石幹事長は「(小沢元代表も)『わたしがつくり上げてきた民主党なんだ』という自負もあるでしょうから、そんなに簡単に『飛び出すぞ』ということではないと思います」などと述べた。
小沢氏は28日午後、国会内で、党分裂回避を目指す輿石幹事長と会談する予定。
会談では、この案についても話し合われるものとみられ、輿石幹事長がどう対応するかが焦点になる。
これFNNのニュースである。
1回目の会談では、社会保障や定数削減などについても話した模様ですが、輿石幹事長と小沢氏が激論になり、輿石幹事長が「だから」などと言って小沢氏の発言を強くさえぎる場面もあったようです。小沢氏は、28日昼の会合では「きょう一日はたっぷり時間を取って輿石幹事長と話をしたい」と語っていました。そのうえで、「うまくいかなければ重大な決断をしなければならない」「原点に立ち返る可能性がなくなった時には新しい形で考えなくてはいけない」と限りなく新党結成の意向を示唆しましたが、具体的な最終決断は出せていません。
(Q.離党の決断に時間がかかっているのか、離党する意思がないのか?)
まず、新党結成にかかる政治資金です。党を出ると、政党交付金が毎年1月1日が基準なので、来年まで支給されません。年内解散となれば、持ち出しで戦うことになります。そして、民主党最大の支持団体の連合は、消費税増税に賛成の意向を示しています。新党になって連合の支援を受けられなければ、選挙でポスター貼りすらままならない議員もいて、苦戦することになります。さらに裁判では、小沢氏の控訴審が秋以降にあります。判決もそれ以降になりますが、解散・総選挙の時期と重なりながら進んでいくことになり、マイナス要素となります。最も重要なのが「世論」です。最新の調査では、小沢新党への期待は15%ほどで、小沢氏も気にしているようで、面会した議員に「地元の反応はどうだ?」と繰り返し聞いているということです。ある若手議員が「後援会の反応が厳しい」と言ったところ、「一般大衆は大丈夫だ」と強気の姿勢を見せたということですが、増税反対を訴えながらも、もう一つ支持が上がっていないという現状が新党結成へ尻込みしているということもあるのかもしれません。
そしてこちらはANNのニュースである。
何故にここまで、民主に拘るのだろうか。私は正直肩透かしを食らってしまった。私はここまで来たら、「原理原則の男」である小沢さんは、残る選択肢は採択された消費増増税案をぶっ潰してもらいたかった。それが自身選挙公約として国民から負託を受けた責任だと思っていたから、正直ガッカリしたと同時に気持ちに萎えが生じてしまった。でも輿石幹事長が言ってたように、確かに自分が創った政権党民主党だとの強い自負心があったのだろうから、自分が出て行く事に強い不満があったと思われる。