菅直人首相は13日夕、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開かれている横浜市で、中国の胡錦濤国家主席と22分間会談した。沖縄県・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件以降、両国首脳が正式に会談するのは初めて。日本側の呼び掛けに中国側が応じたもので、日中関係の改善に向けた動きを軌道に乗せられるかが焦点だった階段なのに、メモを見ながら首脳会談とは、私は自分の事のように恥ずかしく、顔が真っ赤になった事を感じた。
少なくとも一国の首相がメモを見ながら相手国トップと会談なんて聞いた事もなければ見たこともない。これもどんな事言うか解からないからの仙谷官房長官の指示なのだろうか。真相がわからなくても今の自信のなさそうな菅首相のこれまでの言動を見れば頷けることであるし、今回の国会答弁の柳田法相の不見識発言の更迭云々の話を見ても明らかである。本当にどちらが本当の首相なのであろうか。また菅首相には、人間として男としてのメンツさえ無くなってしまったのだろうか。延命がそれほどなのか、我々凡人には到底理解しがたいものである。そして余談だが不謹慎かも知れないが、私は菅首相インタビューを見ててのあのコロッと変わる笑顔(私はえがおとは言わない、笑い顔と言いたい)、あの卑しい軽い笑い顔を見るにつけ激しい嫌悪感を覚えるこの頃である。