政治も付き合いも全て気遣いである

 国民新党下地幹郎幹事長は15日夜、都内で開いた自らのパーティーであいさつし、郵政改革法案について「何が何でも今度の国会で通さなければならない」と強調した上で、「万が一のことがあれば、私たちは政治生命を懸けて菅(直人)首相を倒す」と述べた。民主党国民新党と合意している今国会での同法案成立に努力するよう強く求めた発言だが、与党幹部が倒閣の可能性に言及するのは異例で、波紋を呼びそうだ。との 時事通信の報道があった。
 
 私は1個人1人間として政治も付き合いも全て気遣いであると思っている。
 他人の心を解らないでは、何も出来ないと思う。
 
 政治に限れば私は亀井静香率いる国民新党は、連立政権以来良く現在まで我慢をして来たと思う。出来の悪い親を持って本当に大変だったろうと推察する。

 民主党は連立政権時の約束や、仲間として国民新党を思いやる気持ち等、最近これっぽちも無かったと思われる。私は郵政改革法案が流れた時に決断すべきだったのではと思っているが、何せ弱小政党、やはり政権党の傘の中でしか存在感を発揮できなかった事も解る。悲しい結末でもある。
 連立政権発足時に思いやる時に、私は愕然とした事を覚えている。当時の前原国土交通相である。八ツ場ダムをマニフェストに書いてあるから「中止」とサラッとのたもうた事である。現地住民との対話もしないうちにである。例えそうであっても、もっと言い方と言うものがあってしかるべしと私は思う。それが相手に対する気遣いと言うものであると私は思う。その気持ち無くして政治も語れない。だから今の民主党のようになってしまうのであろう。人間としても政治人としても最低である。