九州へのお墓まいりのリハビリ旅日記(食事編)

 夕食を宿で食べたのは1日目の観光旅館の時だけだ。後は殆んど外で食事した。もちろんホテルだった事もあるが、我家族は新鮮魚介類が好きな事も理由であるし、行く先々が海辺だったからでもある。また私はグルメ情報はHooMooを利用してるからかも知れない。旅行の楽しさは確かにその土地土地の風景や特産その他諸々かも知れないが、私は基本的に食の楽しさがあるからでは無いのかなと思っている。今の私は脳出血と言う病気の合併症で糖尿病腎症と言う病気を併発してるため、塩分、カリューム、たんぱく質、それに1日のカロリー制限があるため、グルメや食の楽しさを味わえない体になってしまっている。こう言う人間が旅行と言うとおかしい話なのだが、普段の節制の賜物のボーナスを頂いての旅行と相成った。だから腹一杯と言う事はタブーなのである。
 
 この度の旅行で私は皆さんに是非紹介したいお店があった。それは、熊本でのお店で「食・薫・菜 彩斗 (あやと)」と言うお店である。ここは基本的に郷土料理なのだが、特筆すべきは特上馬刺しである。私らはあまりの美味さにおかわりをした。1皿1,900円だった。それにイベリコ豚の味噌焼きである。勿論魚介類も堪能させて頂いた。また意外だったのはおコメである。おコメは九州より本州東日本と思っていたから非常に驚いた。本当に美味しいのである、ここ最近こんな美味しいご飯食べた事無かった。店のオーナーに聞いたら「シラヌイ」と言う品種なのだそうである。はっきり言って私は知らないコメであるがこんなにも美味いとは恐れ入ったの一言であった。是非この近所の方々やこれから熊本に旅行される方々にお勧めしたいものである。あと広島県の福山でも食べたが、熊本の夜が印象過ぎて忘れてしまった。最後の夜は東京駅の地下街の「GUMBO AND OYSTER BAR」と言うお店だ。つまりスープ料理牡蠣料理であった。これがまた美味い。特に生牡蠣に種類の薬味で食べたのは絶妙な味であった。
熊本市花畑町11-23銀杏北通りビル1F 食・薫・菜 彩斗 096-355-8131
営業時間 / 17:30~24:00 [ランチ]月-金曜 11:30~14:30店休日 / 日曜日
http://kumamoto-ayato.com/
 
 朝食は私は最近病気のせいで洋食が好きになっている。基本的には一流ホテルの朝食が大好きである。熊本のホテル「ニューオオタニ熊本」のパンは最高だった。娘なんぞはもう一泊したいなんて言ってたくらいである。この美味い朝食ゆっくり味わって食べたかったのであろうと思う。
 
 私は旅行が好きで外国も大概行った。行ってないのはアフリカと南米くらいである。ロシア料理、ヨーロッパの料理、そしてアジアの料理、どれを比べてもやはり日本で食べるものが一番美味しいと思っている。
 
 どう言う訳か今回乗り継ぎの途中で食べた、博多地下街の「一幸舎」の昼食で食べた博多ラーメンが一番美味しく感じたのは、常日頃のラーメン禁止令の賜物であったのかと今思っている自分に、不思議さを感じている昨日今日である。