菅首相の後釜に亀井国民新党党首の密約?

 久し振りで今日NHKの「日曜討論」とテレビ朝日サンデーフロントラインを見た。

 そのサンデーフロントラインに亀井国民新党党首が生出演してた。テーマが「菅総理この夏退陣か!ドタバタ政争舞台裏」という事だった。
 
 その番組を見ての私の咄嗟の表題の感想である。だから殆んど私の主観であるが後述する亀井静香を長年見てきた私はほぼ確信したと言って良いくらいである。
 
 思えば亀井静香は2001年(平成13年)4月、自民党総裁選挙に出馬、小泉純一郎と政策協定を結び本選挙出馬を辞退し小泉の支援に回ったが、小泉が首相になった後、政策協定は全て反故された経験を持ち、さしづめ今回の鳩山前首相の先輩(笑)でもある。以後の亀井は2005年(平成17年)8月、小泉内閣が推進する郵政民営化に反対し、自民党を離党し国民新党結党に参画し、政界仕掛け人となり、時の政局の端々に必ずと言って良い位登場するお方が今回、その欠片もなかった事がおかしいとは思っていた。
 その亀井の不信任案採決前夜からの菅首相とのやり取り、そしてあの亀井と思うくらいの菅首相への擁護発言を見ると、番組を見た方は解ると思うが、私はとてもじゃないが異常な違和感を持った。それも、菅首相が首相になる前からの擁護発言では無い。ホンのここ何日前からである。それまではほぼ小沢元党首寄りだった筈である。なら今回何故?そう考えると、私の表題の感想がまことしやかに現実味を帯びるのである。あの亀井静香の性格と、自民党時代の石原都知事、故中川一郎との青嵐会を造ったほどの男である、どだい、市民運動家菅直人の柔とは正反対の筈である。
 
 もし私が国会議員かジャーナリストで永田町に自由出入り出来るんだったら、この事を是非、亀井静香に直接聞いてみたい気持ちに駆られている。