事件―その1―尖閣映像流出に思う

 沖縄・尖閣諸島沖の日本の領海内で海上保安庁の巡視船に中国の漁船が衝突した事件に絡み、インターネット上に流出した衝突時のビデオは、石垣海上保安部(沖縄県石垣市)が捜査過程で編集し、送検時の資料とは別に那覇地検那覇市)に提出した資料映像の一つと同一と見られることが、政府関係者の話で分かった。ビデオの長さ(約44分)や構成がほぼ同じで、他に同様の映像資料はないことから、この資料映像が流出したとみられる。
 流出映像は、漁船が網を引き上げるなどし外国人漁業規制法違反容疑で捜査中の内容▽巡視船「よなくに」の船尾をこするようにぶつけて逃走する最初の衝突▽並走しながら繰り返し停船を求める巡視船「みずき」に衝突し、船長が公務執行妨害容疑で逮捕された2回目の衝突--の三つの場面が6本に分割されていた。
 政府関係者などによると、同保安部から那覇地検に提供された資料映像の一つも、同様に三つの場面で構成されていた。流出映像をつなげて見ると、時間や構成がほぼ同じ内容になるという。
 海保が事件当時に撮影した元のビデオは、数時間以上の長さがある。政府が国会に提出したビデオは6分余りで、流出した映像とは異なっていた。ただ、分割されるなど加工されている部分もある。海保などは、拡大されている個所などをオリジナルの映像資料と見比べるなどして、流出映像と資料映像が同一かを特定する作業を進めている。との毎日新聞の報道だ。
 
 そして定かではないが、この流出映像の投稿者はsengoku38(多分仙谷左派と言う意味か)と言う方だと言う。
 
 思うに私はこの流出映像はかなりトップに位置する者の仕業ではないだろうか。現内閣に抗議の意味で出したのであろうとも思う。もし、私が彼らと同じ立場であったなら、私も同じ事をしたであろうと思うし、それほど仙谷官房長官のこの尖閣映像流出問題の責任は重い。辞任に値する。