尖閣衝突船長釈放仙谷官房長官中国に事前通報は真実か否か

  12月6日毎日新聞トップに出た記事で尖閣衝突船長釈放で仙谷官房長官が中国に事前通報したのではと言う事である。だとしたら再三再四釈放が国内法による那覇地検独自の判断であるとしていた事が、根底からひっくり返る重大な過ちとなる事だ。これには「たむたむの自民党VS民主党」のブログに詳しく載っているので紹介したい。
 
 『内容は、9月24日午前、仙谷長官が中国大使館の公使に連絡、那覇地検が船長釈放を発表したのは午後2時半。釈放決定は首相官邸から中国側に事前通報されていたというものだ。
 船長釈放について、衆院議員の高市早苗氏への質問主意書への政府答弁書では、検察当局の協議は、平成22年9月24日午前10時ころから午前11時ころまでの間行われたものと承知している。法務省刑事局長から法務大臣への報告は、同日午前11時55分ころ、法務事務次官から瀧野内閣官房副長官への報告は、同日午後零時30分ころ、それぞれ行われた。
 内閣総理大臣への報告は、平成22年9月24日午後2時ころ、内閣官房長官への報告は、法務事務次官から瀧野内閣副官房長官への報告の直後の同日午後零時30分ころ、それぞれ行われた。
――というように毎日新聞の記事が事実としたら、仙谷官房長官は、中国側への連絡が、那覇地検が船長釈放を発表するよりも早く通報していたことになる。
 これでは、「検察の判断」でなくて「政治判断」だったのではないかと疑惑が残る。
 また、菅総理よりも中国大使館への連絡が早いのは、どこの国の官房長官か、と批判されてもしかたがない。
 毎日新聞の報道が正しいのか、政府が政府答弁書で嘘を付いたのかが、今後、問題になる。』としている。
 また、この事に関し産経新聞は次の様に報じている。
自民党外交部会は7日午前、仙谷由人官房長官尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を起こした中国人船長の釈放を、事前に中国側に電話で通報していたとする毎日新聞の報道について、政府側の説明を求めた。内閣官房や外務省は「仙谷氏が事前に中国大使館の公使に電話した事実はない」と否定した。
 出席者からは、船長を中国に帰したチャーター機の手続きが事件発生当日の9月24日に速やかに行われたことについて「事前に中国側が釈放を知らなければ、あんなに手際よく行くはずがない」との指摘が出たほか、「事実でないならば毎日新聞に抗議すべきなのに、していないのはなぜか。事前通報が事実だからではないか」との意見が出た。』とある。
 
 この事から私はこのブログのたむたむの田村重信氏の見立て通りと思っている。何故なら一国の一地検の判断ではあまりにも大き過ぎるからだ。一地検が「わが国国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」と述べるには広義的に不釣合いだからである。これは正しく、国の然るべき立場の然るべき人の発言と解釈されても仕方が無いと私は思っている。
 

 ※全くの余談であるが12月8日msn.japanの昼のニュースで7日午前、首相官邸で開かれた。その際に首相が閣僚応接室に入る場合には、全閣僚が起立して向かえる、テレビで映し出されるいつものシ-ンで、仙谷官房長官岡崎トミ子国家公安委員長が話し込んで、菅直人首相の入室に起立しなかった画像が配信されていた。何とみっともない事か。これでは子供に上司に対する敬いを教える事が出来ないであろう。本当に悲しい事であると同時に、そうでは無いと信じたいが、この年末の大事なときの閣議での仙谷官房長官の緊張感の無さと傲慢さに注意を促したいものである。