今年も勲章・もっと考えたら

 先日毎年秋の恒例の叙勲があった。受章は最多の4173人だそうな。
 私はいつも思う事だが、この叙勲制度何とかならないものかと思う。

 どうしてこうも、政治家と学者が多いのか。学者の場合は当然学問の発展に寄与しての事だから未だ解かるが、政治家の場合はどうもわからない。何の功績なのだろうか。特別日本の国の発展に寄与しての事だろうか。まあ、表向きに言えば以上のようになる。

 実は裏向きに言えば、国と地方で今年の叙勲、誰にしようかな?と、学校の教室での問題回答の指指しよろしく、定員が決まっているのでそうだ。要するに今年の功績を挙げた人に授与と言うものでは無いようだ。と言う事は国家試験と同じように年に何人くらい授与となっている。これも古い悪しき制度の1つと私は思う。こんな予算を作って形だけの叙勲制度だったら、ムダの何物でもない。が、しかし、昔より金と名誉を手に入れた人間で、最後に望むのは叙勲だそうである。そう言えば昔首相をやった人達が、いたるところに胸像を造るのに似ていると言う事である。勲7等くらいまで見てみると、本当に地域と日本国に貢献したと思われる人々はほんの一握りの人しか居ない。ほとんどが全部といわないまでもいくらかの報酬を貰っての叙勲である。本当にボランティアで私財を投げ打っての功績の方々はごまんと居るのにである。

 思うに、もうそろそろ本当のやり方に戻したらと政府に提案したい。政治だって変わろうとして政権交代起きたのだから。しかしこちらは、政権交代起きたのに現状を見ると、かえって悪くなった感がしないでもないが、何にも出来なかった、何にも変えようとしなかった民主党政権は、せめて、このくらいぐらいはやってもバチはあたらないと思うが。それともこれさえも出来ないか。ん、そうだろう、高望みして損をした。