拝啓 亀井金融相様

 私はこのブログのURLを教えている人が2人居ります。そのうちの1人は大学時代の友人で商売をしてたのですが、こう不況だととってもやってられないと言ってその商売を止め今細々暮らしてます。その彼から手紙がまいりまして「おまえブログやってんだからこの手紙をおまえのブログで紹介してや」と言われ今日ここに紹介する事にしました。そのテーマが表題の『拝啓 亀井金融相様』です。

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拝啓 亀井静香金融相様

 突然失礼で大変恐縮でございますが、先日先生の零細業者への貸し剥がし禁止法案の記事を読み、どうしても先生に1言聞いてもらいたくお手紙を差し上げましたことをお許し下さい。
 僕は先生の事を自民党時代より存じております。どうしてかというと名前を見て最初に先生のことを女だと思ったことが発端で、以来マスコミでその名を見つければどういう訳か親近感が沸きました。
 一番印象に残ったのは先生が平成13年春、そうです、小泉さんが総裁になった時です。その時先生は本選を辞退されましたね。あの時確か小泉さんと政策協定を結び辞退しました。しかし、小泉さんは平気で反故にしました。先生は恐らく武士に二言と思ったことでしょうが、彼は武士ではなかった。これが小泉さんとの1度目、2度目はいわずと知れたあの2005年(平成17年)9月の衆議院郵政民営化選挙です。先生はあの時つまり参議院での郵政民営化法案の否決によりよもや小泉さんが衆議院を解散するとはほんとに夢にも思わなかったことでしょう。ところが彼は郵政民営化というワンフレーズ劇場型選挙をやってしまった。先生ともあろう百戦練磨のお方が1度ならず2度までも騙された。しかし、小泉さんはそれだけで終わらなかった。郵政民営化に反対した者に容赦はしなかった。結局先生は離党を余儀なくされ刺客まで立てられ、自民党総裁候補者としてのプライドまで潰され、これでほぼ政治生命が潰れたかに見えたが、この度の政権交代によって見事に復活されましたこと心よりお祝い申し上げます。
 先日の先生の郵政社長人事を見て、他の全ての方々の異論に対して僕は拍手喝采しました。何故なら先生の今までに対する自民党の仕打ちに対しての無言の抵抗?に思えたからです。斉藤次郎さんを選んだとは先生も大した役者ですね。これで自民党と小泉とあの竹中に無言の復讐になりましたね。僕も胸のつかえが取れたみたいです。
 初めてのお手紙を最後まで読んで頂きありがとうございました。これからも先生にはお体を労わり日本国のため何卒頑張って頂きたくお願い申し上げます。

平成21年10月25日                                           × ×  × ×
亀井静香金融相様