選挙前 雑感その2 選挙の基本

 昨日に引き続き今感じてる事を、選挙の基本と題し書いてみた。毎日のメディアで見るとどうしてこうも選挙が下手なのか、百戦錬磨の国会議員なのに選挙の基本がなっていない。私も自分では選挙はしてないが、それなりに手伝いなどしていくらかは解かっているつもりだが、とにかく選挙の基本が解かってない。私のような素人同然でも解かる事を何故解からないのか本当に不思議でならない。特に新人議員に教える立場の、自民党の元首相・派閥領袖クラスにそれが多く見られる。このまま行けばおそらく彼らは全滅だろう。
 選挙は当たり前の事だが人間と人間の戦いである。と言う事は一番やってはいけない事は自分の嫌な事を他人にやってはならないのだ。まずこれが解かっていない。敵の悪口は一番言ってはいけない事なのだ。逆に褒める事は良いことなのだ。但し、褒め殺しは良くない。これのひどいのは麻生首相と町村前官房長官だ。普通の人でも同じ悪口を何度も聞くと閉口するし、かえって逆効果になる、これが人間と言う者だし、人間には暖かい血が流れてる事を忘れてはいけないのだ。時には上杉謙信がやったように「敵に塩を送る」気持ちこそ持たねばならないのだと私は思う。それが上位者の気持ちと言うべきだ。
 また皆さん候補者の握手をするところ見た事ありますか。これもやってはいけない事があるんです。それは片手の握手と選挙民の目線より上で握手をしない事です。詳しく説明すると候補者が握手をする場合は、相手の目を見て尚目線は相手の目線より下で両手で握手をする事が基本中の基本なんです。テレビでよくご覧下さい。自民党の元首相・派閥領袖クラスの選挙民との握手は、さも自分が来てやったと言わんばかりの握手の仕方でしょう。彼らはとにかく1日何人と握手すればいいと思っているだけで、心が通ってないのです。与党ボケとしか考えられません。
 あともう1つ、皆さんは選挙で投票するときに、誰かに頼まれた人もしくは自分の意思で投票しますか。どちらでしょう。もし誰かに頼まれて投票する場合は立候補者と頼んだ人どちらも嫌いだと投票しないでしょう?。つまり立候補者が嫌いでも頼んだ人がそれなりに尊敬できる方だとしたら、その方に頼まれた立候補者に嫌いでも投票するでしょう。それが人間と言う者であり人間と人間の戦いの選挙なんです。
   付き合いは 尽くし尽くされ 睦まじく
 何事もこの1句に人間と人間の関係が詰まってると思いませんか皆さん。