秋の自民党総裁選 野田聖子総務相は石破茂元幹事長と候補一本化は否定したが、一本化しなくても安倍総裁の再選は難しいだろう

 野田聖子総務相は16日、東京都内で講演し、9月に予定される自民党総裁選に立候補する考えを重ねて示したうえで、安倍晋三首相の対立候補として石破茂元幹事長と候補一本化をする可能性について、「(一本には)なりません」と否定した。
 野田氏は、自身の総裁選立候補について、開かれた政党として無投票にしない▽党内に多様な意見があることを示す▽党内で女性活躍を進める--の三つの「義」があると強調。「女性としての政策を語るユニークな存在として総裁選に出ることで、日本と自民党を活性化させていければ良い社会を残せる」と意欲を示した。【田中裕之】
 
 
これ「自民党総裁選 石破氏と一本化、野田総務相否定」と題した毎日新聞2018117日の東京朝刊の記事である。
 
 
昨年安倍首相共謀罪テロ等準備罪を歯切りに、特定秘密保護法、安全保障関連法等立て続けに右傾政策を強引に成立させた。その安倍首相にモノを言えない自民党議員の、それこそこぞっての国民への共謀罪と言える。本当の意味での真の主張からの賛意でない事は、地元への説明で当に証明済みである。そうなれば自民党議員の安倍首相への気持ちとしては表向きと違って、その強引さに飽きが来ている事だけは確かであると言う事になる。よって無記名投票の総裁選は一本化しなくても議員心理として見れば、安倍首相の三選だけはないと言えるのではないだろうか。