加計学園問題を司法の手にと思っても司法も安倍首相の手にあれば何の意味もなさない、結局残る道は早めの衆議院選で、自民を追い落とし政権交代しか道がないのかも!

 松野博一文部科学相は5日午前の衆院決算行政監視委員会で、加計学園獣医学部新設問題をめぐり、文科省内で「官邸の最高レベルが言っている」などと伝えられた文書を共有していたとされる問題について、「文書の出所や入手経緯が明らかにされず、改めて調査を行うことは考えていない」と述べ、再調査を拒否した。民進党今井雅人氏に答えた。
 
 今井氏から「首相の決断で(再)調査すべきだ」と求められた安倍晋三首相は、「(愛媛県今治市を公募で決めた経緯に一切触れず、延々と議論するのは極めて不適切で、それを一般的には印象操作という」と反論し、政府の今後の対応については「まさに文科相が答弁した通りだ」と述べた。
 加計学園獣医学部新設問題で民進党は2日、文科省内で、内閣府から首相官邸の意向を踏まえて手続きを急ぐことを求められた文書が共有されていたことを示すとみられるメールを入手したと公表した。
 今井氏が、メールの送受信先に記された職員名を読み上げ、実際に文科省内にいるかを問われると、文科省の常盤豊高等教育局長は「同姓同名の職員は実際にいる」と答えたが、松野氏は「省内外における政策の意思決定過程は公表しないというのは従来からのことだ」と述べ、再調査に応じない理由を説明した。
 松野氏は先月19日、文科省内閣府から「総理のご意向」などと言われたとする文書について「該当する文書の存在は確認できなかった」とする調査結果を発表。その後も前川喜平・前文科事務次官が記者会見などで、「文書は間違いない」「行政がゆがめられた」と証言したが、松野氏は「再調査は必要ない」として、野党の調査要求を拒否している。
 
 
これ『「官邸の最高レベル」文書、文科相が再調査を拒否』と題した朝日デジタル651116分の配信記事である。
 
 
 学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の大学獣医学部新設計画をめぐり、「官邸の最高レベルが言っている」などの記載があった文書について、高松市の男性が氏名不詳者に対する公用文書毀棄(きき)罪の告発状を東京地検特捜部に提出したことが5日、分かった。
 加計学園は政府の国家戦略特区制度を活用し、愛媛県今治市に岡山理科大獣医学部新設を計画。民進党が入手した文書には、文科省と特区を担当する内閣府とのやりとりが記録され、内閣府側の発言として「官邸の最高レベルが言っていること」「総理の意向だ」などと記載されていた。
 告発状は、文書について、「文科省の氏名不詳の職員が、国会審議のいきさつから文書が存在すること自体、不適切と考慮し不正に秘匿した」としている。
 
 
こっちは『加計学園獣医学部新設めぐり告発状を提出 「文科省の職員が不正に秘匿」』と題した産経新聞65 17:36の配信記事である。
 
 
国民生活を最大限優先すると言う考えなら、ここまで来たのだ、国会を正常化する意味でも安倍政権は総辞職するのが当然である。責任は全て安倍首相にある。国会を正常化すると言う気持ちがあるなら何で一連の関係者を含めた疑惑の解明を調査もせずに調査を拒否するのだ? 調べられれば困るからとしか考えられない。だったらやるやらないの押し問答等してるより、司法にお任せと言うのも順当である。この際徹底的に調べさせたほうが良いが、司法も安倍首相に忖度してうやむやの可能性が高いかもしれない。この上は権力構造を変えるためにも早めに衆議院選で、自民を追い落とし政権交代しか道がないかも。