加計問題ようやく農水省から書類が見つかり言わば証拠が現れたと言って良い これでこの加計問題は官邸主導だった事が裏付けられ、関係者の処分と共に安倍首相にも辞職勧告だ!

 農林水産省13日、学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設を巡って愛媛県職員が作成した文書が省内で保管されていたと発表した。愛媛県中村時広知事が作成を認めた文書とほぼ同じ内容で、同県職員が面会した柳瀬唯夫(ただお)首相秘書官(当時)が「首相案件」と発言したことなどが記されていた。
 斎藤健農相が閣議後の記者会見で明らかにした。文書の日付は面会翌日の201543日となっており、受け取った当時の担当職員から同年5月に引き継ぎを受けた後任の課長補佐級の職員が、個人用ファイルに保管していた。本紙が入手し、県が作成を認めた文書の日付は413日となっていた。
 農水省で見つかった文書にも、「加計学園から、先日安倍(晋三)総理と同学園(加計孝太郎)理事長が会食した際に、下村(博文)文科大臣が加計学園は課題への回答もなくけしからんといっている」との記載があった。同じ日に面会した藤原豊・内閣府地方創生推進室次長(当時)の「要請の内容は総理官邸から聞いており」「国家戦略特区の手法を使って突破口を開きたい」との発言も、本紙が入手した文書の文言と一致していた。
 農水省の調査によると、当時の担当職員は文書について見た記憶はなく、入手の経緯も覚えていないと説明。後任の職員は紙ベースで文書を受け取り、大学の新設は所管外として行政文書として管理しなかったという。斎藤氏は「(保管していた職員は)本人は『言われてみればあったね』ということで、深い認識があったとは思えない。上司に報告したかは分からないが、二人の他に文書の存在は認識していない」と説明した。
 農水省は獣医師の国家試験や資格の付与などを所管している。中村知事は十日の記者会見で、県側が柳瀬氏と面会したやりとりの文書が文部科学省農水省内閣府に渡った可能性を示唆。農水省は十日から関係部局への聞き取り調査を進めていた。
 斎藤氏は文書について「農水省の所管外なのでコメントは差し控える」と評価を避けた。
 文書は愛媛県今治市の課長や加計学園事務局長が一五年四月二日に柳瀬氏や、内閣府地方創生推進室次長だった藤原豊・現経済産業省大臣官房審議官と首相官邸などで面会した際の記録とされる。
 
◆柳瀬氏「従来のコメント通り」
 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡る愛媛県の文書が農林水産省でも見つかったことについて、当時首相秘書官だった柳瀬唯夫(ただお)経済産業審議官は13日「報道は拝見したが、これまでのコメントの通りだ」と述べ、記憶がないとする従来の主張を繰り返した。経産省内で記者団に語った。
 柳瀬氏は文書の存在が明らかになった10日「自分の記憶の限りでは、愛媛県今治市の方にお会いしたことはありません」と文書でコメントを出していた。
 内閣府地方創生推進室次長として2015年当時、加計学園の関係者に助言をしたとされる経産省の藤原豊官房審議官も記者団に「内閣府にお尋ねください」とだけ話した。(東京新聞
農水省で見つかった加計学園獣医学部新設計画に関連する文書。日付が面会翌日の平成27年4月3日となっている
 

 
農水省で見つかった加計学園獣医学部新設計画に関連する下記文書。日付が面会翌日の平成27年4月3日となっている

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これ『「加計」愛媛県文書 獣医学部15年4月「出発点」 柳瀬氏らの助言通り次々』と題した東京新聞2018413 1357分の記事である。
 
 
柳瀬氏が会っていないとするこう言う文書はこんなにも詳細が合ってる書類は確率的ににはあり得ないと思われるから、ほぼ事実と断定出来る。とすればこの総理秘書官柳瀬氏を信頼して間違いないとする安倍首相の回答は崩れ去ると言って良い。もちろん国民は、ここ2年程のこの問題、安倍首相と官邸の話を誰一人信じてないと思われる。いやそうでない人間も数人は居るだろう。そう御用組合のジャーナリストやその手のイエスマンだ。しかしここまで来ればその彼らは一様に沈黙して何も語れないと思われる。ところがこの時点でもその安倍首相をして、ここまでこれだけの仕事をした首相はいないと評価するバカなジャーナリストも居る。しかし、一歩引いてよく考えてみれば、これほど好き勝手に恐怖政治を敷いた宰相もまた珍しい。戦後のゴタゴタから良くこれほどまで立ち直った日本は、やはり自由民主党の力に依るところもあった事は評価はするが、安倍首相みたいに、これほどまで独裁を築いた首相も珍しく、トップとしての評価も別れるのもまた珍しい。だが最後の最後でミスを犯してしまった。昭惠夫人と言う身内の無様で史上の汚名を着てしまった。これも小選挙区制と言う選挙制度で、カネを握り党の公認権を握ったため、誰にも有無を言わさない、悪しきガバナンスを作らせてしまったその責任は立法府である国会にある。言わば間接的には我々国民の責任と言えるのかも知れない。今後はその反省に立ち、こんなバカな宰相だけは選らばないシステムを作りに全力を上げなければならないだろう。