超党派の国会議員らでつくる新憲法制定議員同盟(会長・中曽根康弘元首相)は1日、東京都内の憲政記念館で会合を開いた。安倍晋三首相は憲法改正について「機は熟した。求められているのは具体的な提案で、改憲か護憲かといった不毛な議論から卒業しなければならない」と意欲を示した。
私は根っからの反改憲論者では無い。しかし過年の「集団的自衛権の行使」を内閣の胸三寸で出来る事にし、右傾化を進めるタカである安倍晋三の基では絶対に反対である。少なくとも憲法を改正するには次の手順がいる。
衆議院 本会議で可決(3分の2以上)
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参議院 本会議で可決(3分の2以上)
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憲法改正を発議
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国民投票運動(60から180日間)
*選管職員ら特定公務員の国民投票運動は禁止。公務員や教育者が地位などを利用して運動することはできない。ただ罰則は設けない。
*テレビ等の有料意見広告は投票期日前2週間は禁止。
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*投票権者は18歳以上の日本国民。関連法令の規定に必要な措置を講じるまでは20歳以上。
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公布
となる。いくら改正しようと頑張っても最終的には国民投票に寄らなければならない。
安倍首相が何をもって「改憲の機は熟した」と思うのか定かではないが、私からすれば彼の改憲論は昭和の妖怪爺の岸信介の遺言と思えて不純に思える我日本国は岸・安倍家の所有物では無い!先日の共同通信の世論調査でも半分以上の国民が改憲は必要ないと出てる。私も私の主観論だが対外的な不備も見つからなく、戦後のGHQの押し付け憲法とも思ってない。核を使用された敗戦国としての、戦争放棄はむしろ当然とも思っているし、テロ国家イスラムからも日本国憲法第9条のお蔭で国民が標的にもならないで来た事を考えれば、いくら経済が上向いたとは言え、好景気には程遠い現在、経済政策を置き去りにしてまで憲法改正の優先は説得力は無いと言わねばならない。よって私は今の憲法改正は反対であり、上記手順を考えても、そんなに簡単に安倍晋三の思い通りには行かないと思っており、私は断固反対だ。