安倍晋三首相またもや北朝鮮の拉致被害者の家族会に太鼓判 言葉とは言え良く言えるもんだと感心する

 安倍晋三首相は23日、北朝鮮拉致被害者の家族会などが都内で開いた国民大集会に出席した。冒頭のあいさつで「私たちの声は北朝鮮に対して大きな圧力となる。この(拉致)問題を解決しなければ北朝鮮は明るい未来を描くことはできないとの日本の決意を伝えたい」と訴えた。
 北朝鮮による弾道ミサイル発射などの挑発行為で緊張が高まる中、家族会の飯塚繁雄代表は「どんな状況下にあろうとも、被害者を帰国させることにどう直結させるかが焦点だ」と指摘。これに対し首相は「米国をはじめ国際社会と連携し、主体的に解決をしなければならない。拉致問題安倍内閣で解決するとの考えにいささかの揺るぎもない」と強調した。
 同席した加藤勝信拉致問題相は「一連の厳しい措置を一つのテコとして、全ての拉致被害者の帰国に通じる具体的な行動を北朝鮮から引き出すべく、あらゆる政策を講じたい」と述べた。
 
 

これ『拉致問題、首相「解決なければ北朝鮮は未来描けず」』と題した日経新聞4月23日15:21の報道記事である。

 
 
現在まで本当に安倍首相が、この拉致問題を最重要課題として考えているかと、言葉通りに受け止めている拉致被害者の家族は居ない。そのためにしびれを切らした、蓮池透さんの『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)。の本で見てとれる。これには拉致被害者家族会から非難が続出したが、しからば国がかと言って真剣に北朝鮮との交渉をしているかと言えば、皆無とは言わないが殆ど無いに等しい。安倍晋三はそんな事より、米国と協調して核問題に全力投球のため、拉致の言葉すらないのが現状だ。この問題には米国との協調程対北との交渉が遠のくは当たり前である。史上に名を残す最大の手段は対北朝鮮拉致問題が最良の方法なのに安倍晋三にはそれは無い。