今回の「森友学園問題」決定打は「総理夫人付」の谷査恵子氏の“口利き”のFAXだった?

 財務省への“口利き”ファクスを「総理夫人付」という立場で籠池泰典前理事長サイドに送り、一躍「森友学園問題」のキーパーソンに浮上した谷査恵子氏。安倍官邸の怒りを買い、「アフリカへ左遷」なんて噂も飛び交った。ところが実際は、欧州への異例の“栄転”が決まったという。
 週刊新潮4月20日号によると、谷氏はイタリアの政府系機関へ異動する予定だという。谷氏の父親も事実を認めている。
「谷さんの異動先は、経済産業省が所管する独立行政法人ジェトロ』のミラノ事務所か、ローマに事務所を開設したばかりの観光庁所管の『JNTO』でしょう。在イタリア日本大使館の可能性もあります」(霞が関関係者)
 東大文卒の谷氏は、1998年に経産省に「準キャリア」として入省。2013年から15年末までの3年間、「内閣総理大臣夫人付」として昭恵夫人の“秘書役”を務めた。16年から中小企業庁に移っている。
 
■普通ではあり得ない「異例の優遇」
 谷氏のイタリア異動について「キャリア並みの厚遇と言えます」と指摘するのは、公務員制度に詳しいジャーナリストの若林亜紀氏だ。
「役職からいって、谷氏の現在の給与は年800万円程度とみられます。仮に異動先がジェトロだとしたら、給与は年640万円ほどになるでしょう。ただ、別途、海外赴任手当が月50万円、住宅手当が月18万円程度プラスされる。現地での生活費は手当だけで十分に賄えるので、給与はほぼ全て貯金に回すことも可能です。準キャリアが海外に異動を命じられることは、普通ではあり得ません。それだけでも異例の優遇と言えます」
 谷氏の「栄転」は、口利きの責任を一人でかぶった「ご褒美」なのは明らかだ。安倍政権にとって、谷さんのイタリア赴任は、メディアの取材攻勢をかわすことと、優遇することで将来にわたって「造反」しないようにする2つの狙いがあるのだろう。
 経産省に問い合わせたが、「管理職以外の職員の情報はオープンにしていない」とのことだった。

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これ「昭恵夫人付の谷査恵子氏 異例“海外栄転”に安倍政権の思惑」と題した日刊ゲンダイ414日の記事である。


 


 


我々商売をやってる人間は、残しちゃいけない書類は出来るだけメールで送るようにしてる。何故ならメールはどちらかと言えば、ベクタ形式のベクターデータだからだ。決してラスタ形式のFAXでは送ってはいけないのである。ラスタにしちゃえば修正は殆ど出来ないと思わねばならないからである。逆にこちらでそれを証拠にするんだったら必ず私はFAXにしてもらう。アナログ人間は詳しい事わからないし、つい馴れた簡単なFAXにする。今回籠池側がそれを解かっててそうしたのかはわからないが正解である。でなければこの書類が発覚した時点で、修正され表には出なかったろうと言う事である。たった一枚のこの書類が、人間の一生を変えた事を考えれば、現世は非常に恐ろしい気がする。