とことん、大人げない対応だ。世論の6割近くがカジノ解禁に反対する中、自民党が「カジノ解禁法案(IR推進法案)」の説明ビラを作成。支援者らに配布しているが、中身は子供じみている。ご覧の通り〈民進党を含む与野党の垣根をこえた議員によって、3年前に提出〉などと、野党にも責任の一端を押し付けるような内容なのだ。
そこで慌てて作ったビラだけに〈民間の大規模な投資も進み、各地の特色を生かした日本ならではの健全なエンターテイメント施設が整備されていきます〉と説明文は、いかにも“捕らぬたぬき”の甘い見通しばかり。そんなに自信マンマンならば堂々と推進すればいいのに、野党にも責任をかぶせるのは底が知れるというものだ
叱られても「悪いのはボクだけじゃない」とすねる駄々っ子を想起させる“お子ちゃまビラ”。つくづく、恥知らずな政党である。
正にこれ消費増税並みの国民への「いい訳」と言えそうだ。大義の自信を持って成立させた法案にこれ程とは、これ如何に都合が悪いかの裏返しでもある。語るに落ちたとはこの事でもある。こんな麻薬病者を作ってしまい、揚句に自己破産を奨励するような法案を作るメリットは何?
要は麻薬病患者から、なけなしの金をむしり取るのがこの法案の狙いである。金のためなら何でもする政権だ。
この政府、歳入の金のためなら何でもするみたいである。貸借のバランスを考えたら、経費にあたる借方(左側)を下げた方が如何に楽か解っていないみたいだ。何の事ない、働かない、ズルイ公務員のクビ切った方がどれだけ楽か解らないのに・・・・・・・・・・・・