水道代の請求額が考えられない金額に 全て役所役人は確認する作業が疎(おろそか)かだ

 2月の水道代が127万円?! 石川県能美市に住む会社員の男性(30代)の口座から、同市が本来の206倍の料金を引き落としていたことが分かった。
 業者が昨年12月にメーターを交換した際、逆向きに取り付けたことが原因。0から増えるはずの使用量は9999から減り、過大な量が記録された。
 正しい請求額は6160円。残高不足で家賃が引き落とされず、男性が口座を確認して気づいた。男性に謝罪、返金した市は「再発防止を徹底したい」。
 
 

これ「2月の水道代127万円? 本来の206倍請求、原因は」と題した朝日新聞デジタル313()92分の配信記事である。

 
 
 世が全てIT化のために、人間は確認する事を失ってしまった。つまり機械(コンピューター)は全て正しいと思いこむ悪い習性が慢性化された結果である。確かに機械(コンピューター)は正確である。同じ繰り返し計算を最大に得意としてる事は事実である。がしかし、条件付きである。それを役所役人は忘れている。つまりデータの入力如何に依ると言う事である。入力は人間がする。それが正しければ正しい値を瞬時に正確に回答する。それが機械(コンピューター)である。
入力をした後、検算をする事が機械(コンピューター)時代の基本である。それを今回忘れて機械(コンピューター)だから間違っていないだろうと言う事だったと思われる。何もなければそれで良い。だがひとたび事が起きればこのようになる良い教訓である。
私は今(脳卒中療養中)は行けないが、病前は良く役所に行っていたから良く解る。見てれば何てムダな事やってると良く思っていた。例えばこの水道料金を例に挙げれば、何故市の水道料金の総合計から確認判断しないのだろうかと言う事である。全てのカネに関係する料金等と言うものは、まず、全体の金額が特別突出してないかを見て、細部に降りる確認をやらなかったのかと言う事である。膨大な住民への請求書なんかは、一覧表にしたデータ表をプリントアウトして金額の桁を確認さえすればすぐ解るものである。詳細金額等確認する必要等無い!並べて前月資料と比較すれば一目瞭然である。それさえやればこんな料金間違い等起こらないのである。恐らくこの職員たち殆ど肝心な仕事してなかったと言う事である。IT化されれば役人の職員数減る筈なのに決して減らず、逆に増えてる自治体結構多い。それが出来なければIT化等やらないで、居る職員で昔のままに手作業でやった方がまだ良く、IT化に掛かる電気代がかなり減り自治体は得になるだろう。(冗談半分にバカにして大笑い)