何故フジテレビは他局で有名になった俳優を起用し、また起用する前からの話題作りに腐心するのか

 人気子役、芦田愛菜(11)と米女優、シャーロット・ケイト・フォックス(30)がW主演する4月スタートのフジテレビ系「OUR HOUSE」(日曜後9・0)に天才子役が勢ぞろいすることが10日、分かった。シャーロットが継母を演じる大家族の4人きょうだいの長男役で加藤清史郎(14)、長女役で芦田、次男役で寺田心(7)が出演。次女役には脚本家、野島伸司氏(53)が秘蔵っ子の新人、松田芹香(せりか、5)を送り込む。
 フジが3年ぶりに日9ドラマ枠を復活させる切り札は、人気天才子役の集結だった。
 「OUR HOUSE」は、1993年放送の同局系「ひとつ屋根の下」など名作ドラマの脚本を手掛けた野島氏のホームコメディー。シャーロット演じる米国人、アリスが結婚した夫の連れ子に豪華な顔ぶれが並んだ。
 長男、光太郎役の加藤は小学生時代、トヨタのCM「こども店長」でブレークし、映画「忍たま乱太郎」の主演でも知られる子役ブームの火付け役。最近では映画「暗殺教室」に出演し、イケメンに成長したと話題だ。
 次男、新太郎役の寺田はTOTOやサッポロ一番のCMで舌っ足らずなしゃべり方がお茶の間の心をわしづかみにし、10歳以下の子役ではNO・1人気を誇る。
 芦田と加藤の共演は歌番組ではあるが、ドラマでは初。芦田と寺田は日本テレビ系「明日、ママがいない」以来、約2年ぶりで、なかなかスケジュールが取れない3人の共演は奇跡ともいえる。
 末っ子の桃子役には、野島氏が見初めた秘蔵っ子を大抜てきした。野島氏が総合監修を務めるアクターズスクール「ポーラスター」の第1期生応募者約200人から選ばれた特待生、松田だ。
 書類選考の際、野島氏が「4歳の『桜井幸子』が舞い降りた」と声をあげた逸材で、自身脚本の93年のヒットドラマ「高校教師」でヒロインを演じた元女優、桜井幸子さん(42)を思わせるピュアな魅力を感じたという。
 松田は1月から毎週末、1日6時間(90分×4回)の演技カリキュラムをこなす猛特訓を受けながら撮影に入っており、「お兄ちゃん、お姉ちゃんに会えるのを、とても楽しみにしています。特に心くんとはいつも一緒に遊んでもらっています」と先輩子役と、すっかりなじんでいる。
 他にも濱田龍臣(15)、五十嵐陽向(7)ら人気子役が出演。2011年に芦田と鈴木福(11)の出演で社会現象となった同じ日9ドラマ「マルモのおきて」をしのぐブームを巻き起こす。
 
 
これ「フジ系日9ドラマに天才子役が大集合!愛菜&清史郎ドラマ初共演」と題したサンケイスポーツ 311()50分の配信記事である。
 
 
 どうしていつもそうなんだろう。芦田愛菜Mother20104 - 6月、日本テレビ

江〜姫たちの戦国〜(20111 - 9月、NHK総合)』加藤清史郎『大河ドラマ天地人」で樋口与六直江兼続の幼少期)』シャーロット・ケイト・フォックス『連続テレビ小説マッサン(2014年度下半期、NHK - 主演・亀山エリー 役(玉山鉄二とのダブル主演)』何故いっぱしのレッキとした公共放送の民間放送会社が他局で有名になった俳優を起用し、また起用する前からの話題作りに腐心するのだろうか。私には解らない。唯脇目も振らず唯々視聴率さえ上がれば良いと思っているのだろうか。他局で有名になった者のオンパレードである。笑ってしまう。フジテレビにはテレビ局としてのプライドは持ち合わせていないのだろうか。あるいはもう他の事さえ考える余裕さえなくなったのだろうか。そりゃあそうだ最近のフジなんでアホらしいから誰も見なくなったからか。死に物狂いの存続に狂うテレビ会社の顛末か。そう思えば良く解る。