民主党の野田前首相は野党新党に小沢一郎に拒否感 つくづく不運な男小沢一郎

 民主党の野田前首相は3日、最大の支持団体である「連合」の集会で挨拶し、野党勢力の結集に生活の党の小沢代表が加わることは容認できないと強い拒否感を示した。
 会場となった東京・後楽園ホールにはリングが設置され、大のプロレス好きとして知られる野田氏は新日本プロレスの赤いタオルを首に巻いて登場した。挨拶では維新の党との合流を支持する考えを示した上で、野党勢力の結集が必要だと訴える小沢氏について次のように述べた。
 野田氏「一番足を引っ張った(小沢)元代表さえ来なければ、あとは全部、私はのみ込もうと思っている」
 民主党内にはかつて党を分裂させた小沢氏への拒否感は強く、分裂時の首相だった野田氏がこうした党内の声を代弁した形。
 一方、3日夜に開かれた民主党の両院議員懇談会では、維新の党との合流自体に反対意見が出たほか、合流に合わせて代表選挙を行うべきとの声も上がり、党内に不満が根強いことをうかがわせた。これに対し、執行部は、代表選挙は準備が間に合わず、夏の参議院選挙後になるなどと理解を求めた。
 
 
これ「リング上で…野田前首相、小沢氏に拒否感」と題した日本テレビ系(NNN 34()145分の配信ニュースである。
 
 
 つくづく小沢一郎は不運な男である。全てが原理原則主義なために誤解されやすい。特にこの人(野田佳彦前首相)は自分の内閣時に分裂したから尚更であろう。
この小沢一郎を私は昭和の今太閤田中角栄に連なる木曜クラブ田中派)→竹下派経世会)→小渕派額賀派の変遷を、ルポルタージュ作家大下英治の著書を殆ど読んで、良く解っているつもりである。彼はグチや言い訳を言わない男だから時には誤解される。この野田佳彦前首相も同じでないかと私は思っている。少なくても良し悪しは別として、政権の交代が実現したのは彼小沢一郎のお蔭だった筈である。権力を持ったがために返って邪魔に感じたのではなかったか。原理原則の男小沢一郎はつくづく不運な男である。もっとも野田佳彦前首相と同じ者たちは壊し屋小沢一郎としか見ていないだろうが・・・・・・。