民主代表再選野田首相 藤井氏「挙党態勢へ4陣営で協議」だと?消費増税のA級戦犯が何言うか笑わせるな!

 民主党代表選で再選した野田佳彦首相の陣営で選対本部長を務めた藤井裕久税制調査会長は21日、党運営について「今後、4陣営の選対本部長が会うことを考えなければならない」と、挙党態勢の構築に向けて各陣営の幹部が協議すべきだとの考えを示した。代表選で2位につけた原口一博総務相は「民主党を変えることが使命だ。一兵卒として頑張っていく」と述べた。
 鹿野道彦前農相は「党が1つになって政権運営にあたらなければ、政権を維持できない」と指摘した。首相に対抗した3陣営は、幹事長など党執行部の顔ぶれに関しては挙党態勢が必要との考えを示した。
 
 
これ日本経済新聞の報道である。

 
 
 ここまで落ちた民主党の代表選等今更何の興味もないが、私が興味を持ってるのは、誰も興味を持っていなかった代表選とそれに呼応した対抗馬の3氏である。売名と執行部に対する、ポストの要求なんざ、終わって何が「挙党態勢へ4陣営で協議」だ。特におかしいのは、小沢一郎の側近と言っても良かった藤井のおじさんである。小沢一郎政治資金規正法違反で何度も起訴され、政治生命が終わりと見るや、忽然と態度を変え、野田さんに乗り換えた。いや、もうこれは乗り換えたと言うより、官僚魂の我慢が爆発し、誘導が、た易いと見たこの藤井おじさん、財務官僚の首をもたげてしまった。
 ここまで財務大臣を経験した野田首相自民党の谷垣総裁が、こうも財務官僚にマインドコントロール云々の話がまことしやかにマスコミから報道されたが、実のところはそうではなく、実はそれを取り持って、逆にマインドコントロールしたのは誰でもない、元大蔵官僚のこの藤井のおじさんだと言う事は既に永田町の常識である。何故に離党した小沢一郎が、こうも対官僚、対財務官僚と対峙出来たのか。共に自民党を離党し新生等、新進党、そして自由党民主党と渡り歩き、常に主導権をとり続けられたのは、何の事はない、霞ヶ関の要の財務官僚に睨みを利き続けられたのは、この藤井のおじさんが居たからに他ならない。それだけこの藤井のおじさんは官僚であるが故の官僚のコントロールに長けていたからである。特に野田首相等はこの藤井のおじさんを、政治の師と崇めたのも頷ける。官僚の何たるかを知り尽くしたこのおじさんはやはり最後は官僚だった。小沢が利用したと思っていたかも知れないが、逆にこの藤井のおじさんに利用されていたと言う事ではなかったのか。そう思えば全てが理屈に合い理解できるのである。やはり政治は一寸先は闇である。あな恐ろしや。