毎年何度も起こる幼児の集団登下校、止めるべきだ

 3日午前7時20分ごろ、群馬県高崎市上並榎町の市道で、病院の駐車場から飛び出してきた乗用車が登校中の小学1年清水海翔(かいと)君(7)=同市=とぶつかった。清水君は胸などを強く打ち、搬送先の病院で約1時間半後に死亡した。高崎署によると、事故当時、清水君は集団登校をしていたが、ほかのけが人は確認されていない。
 同署は乗用車を運転していた同市下小鳥町の無職小見尚旦(なおあき)容疑者(73)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。容疑を同致死に切り替えて調べる。小見容疑者は病院の駐車場に止めようとした際、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と容疑を認めているという。
 署によると、車は駐車場の植え込みを乗り越えて市道に飛び出し、道路反対側を歩いていた清水君をはねたという。
 
 
これ「登校中の小学生、乗用車にはねられ死亡 群馬・高崎」と題した朝日新聞デジタル 33()1154分の配信記事である。
 
 
 何故こうにも朝の集団登校時の事故が絶えないのか。何度起こっても、このような集団登校変えられないのか。毎年同じような事故本当に多い。
 見方を変えれば、普段の登下校時のリスクの方が多いからなのか。何か今の教育行政の歪を見た気がする。学童たちの事故を回避すると言う名目だが、要するに教育者たちの責任回避ではないのか。時代と社会構造が違うと言われそうだが、我々のガキの頃には集団登下校なんての考え方は皆無だった。大体学校の始業時より1時間以上も前に登校しバレーボールやバスケットボールや卓球等で遊んでた。授業が始まる頃には一汗かいていたものだったし、友達と遊ぶのが楽しく、今みたいにテレビやゲーム等無かったから必然だった。また両親たち働かなくては食えなかったから、変なおじさんもいなかった。不思議なことに今の学童の親たちは、ちょっとした事でも学校側に苦情を言う時代だからしょうがないのかも知れないが、現代の車社会、変なおじさん対策での集団登下校より、高齢者の変なおじさんドライバー対策を考えたら集団登下校止めるべきと私は今思う。少なくても若き幼い命を一瞬にして奪う集団登下校、対案は無いが止めるべきだ。