石破茂地方創生相が自身を支持する議員でつくる「無派閥連絡会」を解散し、派閥として「石破派」を近く結成する意向を固めたことが、9日分かった。石破氏は今回の自民党総裁選への出馬を見送ったが、次の総裁選をにらんで、党内の支持基盤を固める狙いがある。
新たな派閥には、国会議員20人超の参加を見込んでおり、会長には石破氏が就任。石破氏は8日に無派閥連絡会のメンバーと意見交換し、派閥結成に向けた理解を求めた。
石破氏は前回の2012年の総裁選で、地方票では安倍晋三首相を圧倒。「ポスト安倍」の有力候補とされてきた。その後、自民党幹事長時代に「派閥政治の弊害」を訴え、自身に近い国会議員と意見交換する場として無派閥連絡会を結成。約40人が参加しているが、派閥の形をとることで、石破氏を支える組織としての性格を明確にする。
これ『「石破派」結成へ、20人超参加か 次の総裁選にらみ』と題した朝日デジタル9月9日12時03分の報道記事である。