「法的安定性は関係ない」と失言した首相補佐官を擁護した麻生副総理、かえってそれを報道したマスコミを非難、それだしか無いお人だこの人は

 こういう段階で大分の礒崎(陽輔首相補佐官)が話題に出ていますけれども、一生懸命のつもりで言われているのだと思いますけれども、結果としてマスコミの人たちの手によって(発言が)作りかえられていく。つぎはぎされてみたり、いろんなことがあるわけですから。(自民党の勉強会でメディアへの威圧的発言をした)井上(貴博)先生もそうだ。つながれて別の文章になっちゃうんだもん。俺なんかしょっちゅうやられてきたからよく分かりますよ。だから今日も言いたいこといっぱいあるんだけど、秘書から「絶対にこれ以外は言わないでください」と言われて、イヤイヤながら立っていますけれども。(派閥の会合のあいさつで。礒崎氏が安全保障関連法案について「法的安定性は関係ない」と発言した問題について)

 これ『「発言、マスコミに作りかえられていく」 麻生副総理』と題した朝日デジタル7月30日19時43分の報道である。

 本当にこの人は正直であるし、政治屋としては良過ぎてバカに等しい位単純な軽いお人である。事の前後を考えて言わない、いや言えないお人でもある。そこが良いところでもあり悪いところでもある。全く事の前後を検証し言葉を選んでと言う所の無いお人でもある。簡単に言えば軽いのである。今までの自民党は、この記事のように真だったら理解もするが、現実はマスコミを都合よく利用して来た。都合の悪いときにはマスコミのせいにして、政権の支持率のような場合は、あうんでマスコミにプレッシャーを掛け間接的に干渉して来た。それこそ自分勝手である。まっそれが政権党の役得と言うものであり、しょうがないのだが、解っててこのよう悪タレを言うと言うのもこの人ならではでもある。若者に迎合のつもりで「マンガ」ばっかし読んでるみたいだが、後にも先にも、官僚の作った挨拶文、殆どがカナふりの漢字でもこの人は間違う政治屋らしくない政治屋でもある。とても一国の宰相の経験者とは思えない奇抜なお人である。