これは何と言うお笑い草だ 安倍晋三元首相

 自民党の安倍元総理大臣は大分市で講演し、自民党総裁選挙への対応について、「私にはやり残したことがある」と述べて、立候補に前向きな姿勢を示したうえで、もうしばらく時間をかけて検討し、最終的に対応を決める考えを示しました。
この中で、安倍氏は、自民党総裁選挙への対応について「私には、やり残したことがある。総理大臣のときに国民投票法を制定したが、これは憲法改正のための橋だ。向こう岸に渡るための橋を架けることには成功したが、これからいよいよ本丸に乗り込んでいく必要があり、そのために、どうすべきかということを念頭に置いて考える」と述べ、立候補に前向きな姿勢を示しました。
そのうえで、安倍氏は「今週14日の告示まで、もうしばらく時間があるので、どうするのか考えていきたい」と述べ、もうしばらく時間をかけて検討し、最終的に対応を決める考えを示しました。
 
 
これ9月11日NHKのニュースでである。
 
 

 言う方も言う方だが、報道する方も報道する方である。確かに公正な報道だけを報道しなければいけないのは解かっているが、普段はそうしないで、こう言う時はしない。今回のような場合は、辞める時の辞め方をみれば、「私にはやり残したことがある」と言う発言には真意を聞いて報道しなければいけないのではと私は思うし、あまりにも無責任で、国民をバカにしていると思う。こう言うのを野放しにしているから政治屋は付け上がるのである。マスコミの責任大である。
 
 思うにあの時、安倍晋三元首相が首相を辞める時何と言った?。今事情が変わったからと言って何を言っても良い事にはならないのである。武士に二言は無い筈である。しかも安倍さん長州武士ではないか。恥ずかしいと思わないのか。それが政治家でなくて、政治屋の所以になってしまう。
またこの安倍さん2月の終わりに消費税増税関連法案への賛成と引き換えに衆院選を迫る「話し合い解散」に言及した時に、自党の溝手顕正参院幹事長に「もう、過去の人」とさえ言われた事もある。
 
 あの時、安倍さんはやればやれたのに、やらなかったのではないか。自分から首相を投げ出しておいて、今更「やり残した事がある?」とは良く言うよ。その二枚舌誰が信じる?。あさって出直して来い。と言われるがオチである。こう言う方が総裁に再度立候補とは国民は当然だが、自民党の国会議員の先生方も随分となめられたものである。あの時を考えたら悔しくないのだろうか。