石破地方創生相9月の自民党総裁選への不出馬示唆 これで終わりだ石破さんは

 石破地方創生相は24日、TBSの番組収録で、9月の自民党総裁選への出馬について問われ、「安倍内閣として、ものすごい大きな課題を負っている時に、閣僚の一人がそんなことを言えますか。内閣支持率を上げるのは閣僚たる我々の責任だ」と述べ、出馬を見送る考えを示唆した。
  動向が注目される野田聖子・前総務会長も、出馬に向けた目立った動きがないことから、安倍首相(党総裁)が無投票で3選する流れが強まりそうだ。
  石破氏は、内閣の課題として、参院での安全保障関連法案の審議や、新国立競技場建設問題などを挙げ、「内閣支持率を上げるため、それぞれの閣僚が担当している分野で頑張ることだ」とも語った。

これ「石破氏、総裁選不出馬示唆…無投票3選強まる?」読売新聞 7月25日(土)8時54分の配信記事である。

 何か年前の「加藤の乱」の加藤紘一さんを見てるようだ。我々一般人には解からないが政治屋は一瞬のタイミングを失えばこうなる良い見本である。恐らくこの石破さんもう終わりだろう。前回の総裁選で何故反主流として後を見定めた行動をとらなかったのだろう。私は理解に苦しむ。当時の石破さんを支持した側近や支持者かなり離れてしまったのでないか。人間モチベーションを失えば、裸になったような抜け殻と化し、見る人にも期待感も持ってもらえない。政治屋としては過去の人になってしまう。今の石破さんはそう見える。でもここまでたった1度だけ立ち上がるチャンスはあった。後にも先にもこれ1回きりだった。安倍首相が「安保法案」を採決する直前だった。「国民の理解が進んできたと言い切る自信はない」と語った時である。この時にその法案に反対者を束ね立ち上がるべきだった。そうすればいくらかでもまだ目はあった。それを生かし切れない男として彼はそのレッテルを貼られてしまった。もう政治からは身を引いた方が良い。末節を汚さないためにも。