民主党は16日午後、盛岡市で党両院議員総会を開いた。海江田万里代表は幹事長に枝野幸男元官房長官を充てるなどの役員人事案を示し、承認を得た。代表代行は2人体制とし、国政選挙担当として新たに岡田克也元代表を起用、高木義明氏は続投する。政調会長に参院議員の福山哲郎元官房副長官、国会対策委員長に川端達夫元総務相を充てる。大畠章宏幹事長は常任幹事会議長に回る。
海江田氏の党運営に距離を置いてきた枝野氏や岡田氏を要職に起用するとともに、政調会長を引き続き参院から起用することなどで挙党態勢を整え、29日召集予定の臨時国会や来春の統一地方選に向けて党の立て直しを図る。次期衆院選をにらみ、他の野党との候補者調整などは岡田氏が主導するとみられる。
政調会長は当初、大塚耕平元厚生労働副大臣を充てる方向で調整が進んだが、枝野氏に近く実務経験が豊富な福山氏を起用することで決着した。川端氏は野党時代に国対委員長や幹事長を歴任した旧民社党出身のベテランだ。
これ「民主、役員人事案を承認 盛岡で両院議員総会 」9月16日13:44の報道記事である。