消化不良だった小保方会見(その2)

 私は昨日の小保方会見は完全に戦略ミスと思えた。昨日の記事でも言ったが代理人である、弁護士さんはこのSTAP細胞の詳細意味と当事者である研究者小保方晴子さんを理解してないのでは思った。理研に不正とされたその根拠を払拭させないで、社会人としての小保方晴子さんの法的な権利のみに的を絞った会見に過ぎなかった。これはもちろんこの弁護士さん、弁護士と言う立場からとしか考えられない手法かも知れないが、研究者小保方晴子としての払拭では無いと言う事だったので私は消化不良と言う言葉を使わせてもらった。
 何か私にはこの会見をしたが為に逆に疑義が深まった感じである。何故なら第三者が再生出来ないSTAP細胞を彼女は200回も見たと言うのである。しかもそれを別の研究者も同時に確認してたと言うのに、その研究者が誰であるかも言えないと言う。確かに研究発表は第一発見者で無ければならないので極秘にしなければならないのも良く理解するが、核心の論文が不正と認定されれば、その限りではなくなるのは常識ではないのか。私は自信を持って発見したと言うSTAP細胞は、小保方晴子さんの思い込みの別の細胞なのではと思い始めている。何故なら、擁護しなければならない小保方さんの研究を捏造と断定したのが身内の理研の調査委員会だったからである。