自治体の市長、障害者用駐車場に駐車の報に余りにも低い最近のモラル

 香川県丸亀市の梶正治市長は21日、市役所で記者会見を開き、同市浜町の市立中央図書館へ今月13日に公用車で立ち寄った際、障害者用駐車場に駐車させていたことを明らかにし、陳謝した。梶市長は給料(月額97万1000円)の10分の1を2カ月間、返納するとともに、公用車の運転手ら市職員3人についても、処分を検討する方針。
 梶市長によると、13日午後3時ごろ、公務を終えて公用車で市役所へ戻る途中、借りていた本数冊を返すため、立ち寄った。梶市長は図書館前の市道で降り、返却手続きのために図書館を訪れた。約10分後に戻ると、運転手が障害者用駐車場に公用車を駐車していたため、そのまま乗車したという。
 図書館に一般用の駐車スペースはなく、利用者は通常、約50メートル東にある市営地下駐車場を利用することになっている。
 梶市長は「率先してルールを守る立場にありながら、深く反省しています」と謝罪したものの、公務の合間に公用車で図書館に立ち寄った行為については、「仕事で参考にする本も含まれていた。公用と私用を完全に切り分けるのは難しい」と述べ、問題がないとしている。
 中央図書館によると、図書館には夜間や休日など開館時間帯以外でも本を返却できる投入口があるという。【古川宗】
 

これ「<丸亀市長>障害者駐車場に公用車、陳謝 香川」と題した毎日新聞 2月22日(土)17時33分の配信記事である。
 

 この報に限らず、健常者の障害者用駐車場に駐車は最近酷いの一言に尽きる。特に私が障害者だから余計そう思うのである。私は障害者になる前までには、絶対止めなかった。それが人間として当り前と思っていたからである。今障害者となってみて、その悔しさは余りある。特に天気の悪い日は泣きたくなる。私は障害者と言っても、1人で歩けはしないが、妻に手を引いてもらえば、少なくとも難儀はするが歩けるからそう言う時は出来るだけ使わないようにしてる。私より酷い人が多いからである。しかし、雨や雪の日には流石に大変になる。そう言う時に限って当然だが障害者用駐車場は一杯で空いていない。その時はいつまでも空くまで待っていてそこに入れようとするのだが、大体は殆んどが健常者である。しかも、若いご夫婦や40~50歳代のおじさんおばさんが殆んどだ。ある時待ってた私(わざと仕度して車椅子で待ってた時)の前で平然と悪びれるわけでもなく、当然のようにそこから車を運転して出て行った。この態度はどうだろうか。当然悪いナとバツの悪そうにしない気持ちが起こらないからこそ、悪いと思ってないからこそ、平気で車を止めるのだろうと思った。丁度、公共の場でうるさくして迷惑をかける子供に注意しない親と同じである。つまり悪いと感じない大人が多くなったと言う事にもなる。もうこれはマナーどうのこうのと言う以前の問題と同じである。政治に例えるなら、国民に悪いと思わない国会議員に良く似ている。特に40~50歳代の大人が多いのである。その時代そう言う教育を日本の国はして来なかったのではと私は思っている。だからこそ、その年代の政治家が多い現在、当然にマナーも廃れる訳である。納得!!