昨日13日は早いもので娘の3回忌だった

  2年前の1月13日突如逝ってしまった娘3回忌である。
 早いもので2年経ってしまった。今日まで私達夫婦はひと時も忘れた事なかった。時にはこのままではいけないと思いながらも、忘れる事出来なかった。昨日13日の朝も、これから始まる3回忌法要の仏壇の前で、昨日の事のように、娘と語り悔しさで、二人して泣いた。いくら泣いても娘は帰って来ない。一度こぼした水は元には戻らないのである。解かっていながら唯一その可能性に賭けてる私達夫婦。けじめをつけなければ、毎日そう思いながらまた今日を迎えてしまったのである。
 生前の娘を余り知らなかった私は、また今日も驚いている。13日の3回忌を、前に12日あたりから生花が届き始めた。私は驚いている。確かに葬儀や49日、100日や一周忌に届く生花を見て娘の生前の交友を見て驚いていたが、よもや3回忌までこんなに届くとは思いもよらなかった。私は知らなかった娘の交流の一端を改めて見た。私には出来無いと言うよりは、私とは全然違う娘を見た感じである。でもある意味誇りに思った事も事実である。
 いづれにしても逝った娘は戻ってこない事だけは事実である。残念だが認めざるを得ない。生前に娘に言われた事が今もって思い出される。そのために忘れようとしている娘への気持ちが今もって揺れる。「私のバージンロードはお父さんと一緒に歩くから」の言葉である。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・