米大リーグツインズ西岡剛選手日に見る日本人選手に思う

米大リーグのツインズは28日、西岡剛内野手(28)との契約を解除したと発表した。今季が3年契約の2年目だったが、退団を希望する西岡の申し入れを受け入れた。来季の年俸300万ドル(約2億3400万円)は支払われない。
 西岡は今季、主にマイナーの3Aでプレーし、ツインズでは3試合のみの出場で12打数無安打。8月にメジャー出場の前提となる40人の登録枠から外された。西岡は球団を通じ、「予想を下回る活躍しかできなかったのは全て自分の責任。違う道に進む時が来た」などと話した。
 西岡は2010年オフにロッテからポスティングシステム(入札制度)を利用してツインズに入団。1年目の昨季は左足骨折などで68試合の出場に終わった。大リーグ通算成績は71試合で打率2割1分5厘、0本塁打、20打点、2盗塁。
 
 
時事通信の報道である。

 
 
 大リーグを語る時、日本人メジャーリーガーの先駆者となった野茂英雄を抜きには語れない。時に1995年(平成7年)は年の初めにあの未曾有の阪神・淡路大震災が起きた年でもあり、日本が苦悩のどん底の年でもあった。その中で米国にあって、娯楽の最大スポーツであるメジャーリーグで日本人野茂英雄の活躍が、どん底の日本に夢と希望を与えてくれた唯一の出来事でもあった。以後、俺も我もと海を渡ったプロ野球選手は数知れない。しかし、野茂以上の活躍を見せてくれた選手はイチロー、松井や松坂等ほんの僅かであった。大方の選手は華々しく渡った割には、期待はずれと言うよりも言葉や、文化の違いにより、実力を発揮出来なかったと言った方が良いのかも知れない。時には、あの選手がと言う場合もあった。今はその一時期の熱も醒め、落ち着いたかに見える現在、阪神の守護神、藤川球児等僅かだが居るには居る。しかし、僅か数年で実力を発揮せず、日本プロ野球に復帰する選手が急増した。先日引退を声明したマリナーズ阪神の城島選手が、自分は4億もらえる選手で無いとして、決心した選手は稀で大概は、元メジャーリーガーとして日本野球を安寿の地と考えてるフシが伺える。が中にはレイズを自由契約になりオファーも無い松井のように、メジャーリーガーのメンツをかたくなに守っている選手も居る。
 我々野球をやらない素人には解からないが、プロの選手として、自分の力を試したいと思うのは解かるが、野茂英雄を見るように、ネクラの日本人には、底抜けに明るくフランクなヤンキー米国には私は馴染まないのではと思うようになった。特に野茂英雄に似て暗い感じの松井等合わないのでと思える。イチローや先日引退したオリックス田口壮見たいなネアカは勤まる可能性大だが、そうなれば今度は実力が伴わないといけなくなる、非常に難しい大リーグではある。いずれにしても大リーグでそれなりにやれると思われるのは今年大リーグに入ったダルビッシュや青木くらいではないだろうか。イチローや松井は全盛期を過ぎて海を渡った。そう言う意味ではダルビッシュ等は今が旬の全盛期なのでかなりの成績を残すのではないだろうか。イチローや松井はもう終わりだろう。
 私は最近は日本のプロ野球は殆んど見ない。殆んどが米大リーグだ。何故ならどうも八百長臭くて見る気がしないのである。そういう中で私はいつも不思議に思っていた事がある。日本のスポーツマスコミの報道の頻度の事である。この記事にもあるツインズの西岡剛選手とカプスの福留孝介選手との比較である。確かに日本では、日本一としてメジャーに去年移籍はしたが、殆んど実績もなくそしてマイナーにも落ちた西岡剛選手の報道は結構するが、それなりに実績を残して頑張ってる福留孝介選手に対してはどうも少なすぎる気がしてならなかった。本当に可笑しいと思った。そして鳴り物入りレッドソックスに入団し、怪我で成績を上げられなかった日本期待の松坂大輔投手だが、彼はもう大リーグでは通用しないのではないかと私は思っている。彼こそ今旬の内に日本に戻って来てあの、バッタバッタと選手を速球でなぎ倒す姿を見たいものである。何故私が松坂大輔投手が大リーグでは通用しないのではないかと思うのは、あの問題の速い球である。体力的に勝る大リーグの選手には、速いほど打ち頃の球と思えるのである。何故かと言う理屈は素人で解からないが、例えて言うなら、バッテングセンターの球みたいで速ければ速いほど打たれるのではと思った次第である。だから彼は被本塁打が多いのである。一歩間違えば直ぐ外野席に持っていかれる。私は速いけれども単調な球に危惧を抱いているからである。間違ってたら嬉しいが、あながちこの素人の、指摘案外おもしろいかも。