米大リーグ・メジャーリーグに復帰した松井に涙した

セントピーターズバーグ(米フロリダ州) 29日 ロイター] 米大リーグ(MLB)は29日、各地で試合を行い、この日メジャー昇格したレイズの松井秀喜外野手は、6番・左翼で先発出場。1号2ランを放つなど、4打数1安打、2打点をマークした。レイズは2─7で敗れた。
新たな背番号「35」で試合に臨み、豪快な一発をライトスタンドに打ち込んだ松井。ダグアウトでチームメートからハイタッチで祝福を受けると、笑顔を見せる場面もあった。
試合後、日本メディアの取材に応じた松井は「初球の甘い球をしっかり打てた」と振り返り、「しっかりと準備して、行けと言われたときにしっかりといいプレーができるようにしたい」と、さらなる活躍を誓った。
 
これその時の記事である。

 
 やったー、ホームランだ!やっぱり松井は千両役者だった。
 
 苦しかった3Aのグチも言わず、晴れて戻って来ての初打席でホームランを打てるのは、この男をおいて他に居ない。3年前の大リーグ制覇でMVPをとった実力は伊達ではなかった。私はダイヤモンドを周っている間に自然に涙が出てしょうがなかった。自分の事のように思えたからである。
 
 私は以前、このブログにも書いたが、マリナーズイチロー選手の小賢しい発言が嫌いで、松井の方が好きであったから尚更である。
 
 普通の人間は、ストーブリーグから開幕までの間、何のオファーも無ければ引退か、日本のプロ野球に復帰の判断に傾く筈だが、松井は違った。メジャーリーガーとしての誇りを捨てていなかったのである。超有名なところでは新人王を獲得した事もあるあのホセ・カンセコ選手もマイナーから這い上がった1人でもあるので、松井にもまだまだチャンスはある筈なので是非頑張ってもらいたいものである。
 
 ただ松井だけでなく、ちょっと心配なのはマリナーズイチロー選手である。昨年よりの成績では、このまま行けば、契約無しになる可能性大である。大リーグで評価される成績を残さなければ、唯でさえ高額な契約報酬がネックになり、マイナー契約大である。そうなった場合松井のように3Aから我慢できるのか、今から注目をしていたい。
 
 いづれにしても松井は金に目もくれず、好きな野球をやれる野球人生をとったその気持ちを評価したい。
 
 頑張れ!松井!!!