時間外手当783万円これが公務員の実態そのものである

 さいたま市の職員(医療職を除く)のうち、最も多い人は昨年度1年間に時間外勤務手当が約783万円支給されていたことが19日、分かった。同日の定例市議会一般質問で、冨田かおり議員(改革フォーラム)に遠藤秀一総務局長が答弁した。
 市人事課や職員課などによると、この職員は40代の男性で課長補佐級。時間外に1873時間働いていた。時間外勤務手当を除いた年間給与額は約791万円で、時間外勤務手当とほぼ同額だったという。時間外勤務手当が700万円を超えている職員は、ほかにはいない。
 また、年間で1千時間を超える時間外勤務をした職員が79人いたことも判明。最も多い人は1925時間働いていた。
 市は昨年7月、時間外勤務減への努力目標を定める「仕事時間ダイエットプラン」を導入。今年3月までの総支給額(対象者約7万6千人)は、前年同期比で約4億7千万円減の約37億8500万円だったという。市は「各所属において工夫を重ね、管理職員のさらなるマネジメント向上に期待したい」としている。
 
これ埼玉新聞の報道だ。

 
 これ等驚くに足らない。何故なら埼玉だけの問題ではなく、全国津々浦々で当り前に行われているからである。
 どうしてこうなのか。それは民間と違って、不祥事を起こさない限りクビにならない不文律があるからである。つまり軽い仕事上のミスだけでは懲罰や懲戒等の責任を問われないからである。それだけ公務員は身分が守られていると言う事になる。そして報酬も業績に左右されず、当初より人事院の答申通り、年報酬はボーナス含め、18ヶ月分近く保障されている。好不況にも左右されない。とても民間では考えられない待遇である。そしてや記事の様な残業である。私は最初聞いた時、好況業種の民間企業かと間違えた。それだけこの事実は驚きの何物でも無い。聞くに、公務員にはタイムカードが適用されず、このIT時代に、今もって直属上司のハンコで済む不思議さである。つまり管理監督する上司も同じ公務員で同じ仲間と言って良い状況である。思いたくないが、自腹を切らなくても良い互いの関係がかえって誘発してる。
 私は何度も指摘して来たが、とにかく公務員たる人間、もう国も国民も社会も頭に無く、免疫化してしまっている。もう彼らは公僕として良い悪いの区別さえわからなくなっている様である。
 私等今でこそ病気で運転出来ず出かけられないが、病前は、営業先にて時間が余れば、近くの本屋で時間をすごすのが楽しみだったが、その時にもその本屋にくる役人の多い事、私は何せ小さな街だから、本屋で会う役人皆顔見知りと同じである。しかも、私と逢い、都合悪そうなのはまだ良いが、逢っても堂々と私と挨拶を交わすなんざ、大した度胸の人間も居た。恐らく彼らは仕事の合間と言う訳ではなく、わざわざ暇だから?公務の合間に来たのであろうと思う。何故なら、どう言う訳か、私が訪問した後、終わってからと言うのが結構あったからである。考えてみれば悪い事は出来無いと言う見本みたいなものだからである。そして日中はそうやってて、終業時間間際からハッスルするなんざ、彼らにしてみればごくごく当り前なのかも知れない。だからこそ、こう言う役人根性に染まってしまえば、その後民間でなんては絶対無理と言うものだろう。これなんかまだまだ序の口である。商売柄の私は、ホント市役所から仕事貰ってるから強い事い言えないが、税金払うの馬鹿らしくなる、役人・公務員の実態ではある。