山口県山本繁太郎新知事の療養は選挙民への裏切りか

 7月29日に投開票された山口県知事選で初当選した山本繁太郎知事(63)が22日午前、県庁に初登庁した。
 4期務めた二井関成・前知事が退任し、新知事の就任は16年ぶりだが、山本知事は肺炎の治療のため、9月上旬まで療養することを明らかにした。
 山本知事は就任式で、約800人の職員らを前に「選挙戦の終盤に体力を消耗してしまった。なんとも慚愧ざんきに堪えないが、必ず完治して県政を担っていきたい」と厳しい表情で語った。
 その後、二井前知事と事務の引き継ぎをした際には「雇用やオスプレイの問題があるが、早く体調を整えて頑張ってください」と激励され、山本知事は「精いっぱい取り組みます」と応じた。療養中の公務は岡田実副知事が代行する。
 
これ読売新聞の報道である。
 
 

 私は県が違うので批判は出来ないかも知れないが、1国民として言わせて頂けば、これは選挙民に肩すかしを食らわすなんてものでは無いと思う。これは欺きと言っても良い。第一この報道を見た選挙人がまずどう思うかである。
 
 人間にスーパーマンは居ない事は解っている、理屈では解っているが、どうも理解し難いのである。だって自分が良かれと思って推したのに、イザ!と思ったらダウンじゃ気も萎えてしまう。つまり肩すかしを喰らい、これから大丈夫かとも思ってしまうのである。私が見てきた政治家は、とにかくマメでこの人いつ休むのだろうかと思う人が殆どだったから余計にそう思う。やはり政治を志そうとする人は、身体は丈夫でなくちゃぁ如何と言う事であり、そうでなければ、政治への志は止めた方が良いのではと思う。