岡田克也副総理が自民党最大派閥の町村派を率いる町村信孝元官房長官と2日に会談し、消費税増税を柱とした社会保障と税の一体改革に対する政府の考え方を説明、関連法案成立に向けて協力を要請していたことが3日、分かった。
岡田氏は2日午前、議員会館の町村氏の事務所を訪ね、関連法案への協力を要請した。これに対し町村氏は「一体改革に値しない。自民党内の見方は厳しい」と指摘。その上で「マニフェスト(政権公約)を出し直して国民の信を問うことが先だ。その上でなら、協力することもある」と衆院の早期解散・総選挙を求める自民党の立場を強調したという。
町村氏はこの後、党本部で谷垣禎一総裁と会い、岡田氏との会談内容を報告した。岡田氏は町村氏以外にも税調メンバーら自民党幹部や派閥領袖にも接触し、増税関連法案への協力を求めているとみられる。
2月25日に野田佳彦首相と谷垣氏が極秘に会談した際も、「話し合い解散」を視野に入れた関連法案成立への協力について協議したとみられ、今後政府と自民党との接触が拡大する可能性もある。
岡田氏は2日午前、議員会館の町村氏の事務所を訪ね、関連法案への協力を要請した。これに対し町村氏は「一体改革に値しない。自民党内の見方は厳しい」と指摘。その上で「マニフェスト(政権公約)を出し直して国民の信を問うことが先だ。その上でなら、協力することもある」と衆院の早期解散・総選挙を求める自民党の立場を強調したという。
町村氏はこの後、党本部で谷垣禎一総裁と会い、岡田氏との会談内容を報告した。岡田氏は町村氏以外にも税調メンバーら自民党幹部や派閥領袖にも接触し、増税関連法案への協力を求めているとみられる。
2月25日に野田佳彦首相と谷垣氏が極秘に会談した際も、「話し合い解散」を視野に入れた関連法案成立への協力について協議したとみられ、今後政府と自民党との接触が拡大する可能性もある。
やっぱりこいつはダメだ!
少なくともこの人、55年体制の古い自民党の象徴である、派閥の領袖を訪ね、協力要請するとは。しかも、常々言っていた、「派閥解消」。その権化である自民党最大派閥である、清和会の流れを汲む町村派の領袖と逢うとは。これ「語るに落ちる」とはこの事である。