鉄道撮影(撮り鉄)カメラ愛好者のマナー

 15日午前8時45分頃、名古屋市中村区新富町で、東海道新幹線の線路に男性が近づいているのを、警備中のJR東海の社員が見つけ、危険と判断して上下線で運転を見合わせた。
 同社から通報を受けた愛知県警中村署が、同9時5分頃、現場で男性を保護した。同署によると男性は40歳代で、線路際で脚立に上り、フェンス越しに新幹線を撮影していたという。
 このトラブルで、新幹線は上下計13本が最大25分遅れ、乗客1万人に影響が出た。
 現場はJR名古屋駅から約2キロ北西の鉄橋付近。
 
 これ読売の報道である。

 たかが鉄道撮影、されど写真撮影と言う事なかれ。
 
 「他人(ひと)の好き好き笑うのバカ」よ。
 
 私もカメラが好きで撮影には良く行くが、私からすれば、そんな鉄道撮影何が面白いのか不思議である。そう言えば「他人(ひと)の好き好き・・・・・・・・・・・・・となるから何も言えない。私は逆に花写真を撮るのが好きである。そうすれば、鉄道撮影愛好者は「何言ってんだ、花写真なんて」と言うかも知れない。世の中って不思議なものである。
 だがいづれにしても、カメラ愛好者は他人に迷惑をかけてはいけないのである。これは好き好き別に、最低のルールでもある。
 
 私たちが一番気にするのが(他人に迷惑をかけると言う)、いわゆる、人通りの多い往来の激しいところで(遊園地等)写真を撮ってる場合である。被写体とカメラには必ず距離があるから、撮っている時には、一般の往来の方が気を遣って立ち止まってくれる光景必ず見る。これ等は通行者にとっては迷惑以上の何物でも無い。だから我々カメラ愛好者はこれを絶対避けるために、被写体とカメラの距離を無くすような、焦点距離の短い20mm以下のレンズを使い、一応気を遣っているのである。
 報道にあるような線路際で脚立に上り、フェンス越しに新幹線を撮影するなんぞ、我々カメラ愛好者には考えられない行為と思う。自分だけよければと言う輩だろう。日本は広い。そんなヤツも居るんだと言う事が解かった事も1つの収穫でもある。