風呂場で不自由な左手で指パッチン、思い出したバンド時代

 春に指パッチンが出来るようになったと、このブログに書いた。その時はただ指パッチンが出来るようになっただけだったが、今は風呂場での手の運動により、音楽に合わせたようなリズムをとった指パッチンが出来るようになった。ここまで出来るとは思って居なかったので大変嬉しかった。
 
 風呂に入れば、春に紹介したように、風呂の湯船の中で園児のように手を「結んで開いて、開いて結んで」を50回繰り返し、そしてシャワーを使わず、湯桶で湯船から湯を片手で石鹸を洗い流す事を毎日入るたびに繰り返した。シャワーを使うのは髪を洗った時だけである。そのかいあって、前記したようにリズムをとった指パッチンが出来るようになったのである。
 
 余裕が出たためか、昔のバンド時代を思い出した。
 
 私が大学1年の時、時の世紀のグループ「ビートルズ」が来日し、日本武道館でライブを行ったが、私はバイトで忙しく行けなかった。その1~2年前にはベンチャーズが来日しており、日本でも以来GS(グループサウンズ)が到来し、全盛期と移っていった。それが縁で、音楽の好きな連中が集まり、バンドを造った。私はその時ベースを担当した。その練習時のワンツースリーのドラムの合図が、実は指パッチンを合わせたものだったからである。こんな病気になってしまったために、今ではギターも弾けなくなってしまった。フレットを抑えられなくなってしまったからである。
 
 余りの懐かしさに、1年前に九州の墓参りの帰りに、その時のリードボーカルギターをやってた、広島の旧友と会ってきた事も紹介した。
 
 そうやって、普段のリハビリ成果を確かめる事も楽しい1コマではある。